歯冠長延長術のご紹介
虫歯が深くても抜かずに残せる可能性があります。
歯冠長延長術という方法のご紹介です。
通常、虫歯が深くなり、歯茎の中まで虫歯になると、C4と言って抜歯の診断をすることが多く、実際に多くの歯が抜かれています。
すべてのケースで適応ではありませんが、歯冠長延長術は歯茎及び歯を支えている骨を整形することで、歯茎の炎症を抑えた状態で歯を抜かずに残すことができる可能性があります。

虫歯が進行して歯茎の中まで虫歯になってしまっています。歯茎が、歯の中まで入りこんでしまっています。
このままでは、この歯を治すことができません。一般的には歯を抜く治療が選択されます。
今回は歯冠長延長術という方法で歯を残す方法を選択しました。

歯冠長延長術では、歯茎を切り取り、健全な歯を歯茎の外に出します。
外科的な処置なのですが、それほどお痛みはございません。
歯を抜く時と同じ量の抗生剤と痛み止めをお出しします。
小さな手術ですのでご心配せずに受けていただけます。30分ほどで終わります。
術後、数か月仮歯を入れて、歯茎の治りを待ちます。
歯茎が治った時点で、歯型をお取りして、最終的な歯をセットします。
虫歯で歯を抜く前にご検討されてはいかがでしょうか?
審美歯科治療を行った方の差し歯の内部が深い虫歯になってしまっている事があります。こういった場合も歯を抜いてブリッジやインプラントを歯医者で勧められる事が多いのですが,歯を抜かずに残せる可能性もあります。歯を抜く前にご相談ください。
〜歯冠長延長術の注意〜
歯冠長延長術は保険外診療となります。料金は5万5千円(税込)かかります。また、かぶせる歯も保険外診療となり、白い歯の場合1本7万7千円(税込)〜となります。
また、外科処置となりますので、お体の状態によっては処置の適応でない場合もございます。
本日のブログまとめ
虫歯が深くても、まだ歯を抜かずに残せる可能性があります。
「虫歯がかなり深いから抜かなければいけない」と言われ、あきらめてしまっていませんか?
虫歯が進行してしまい、歯茎の中まで虫歯が広がってしまうと、歯科では一般的に『C4(シーフォー)』と診断され、多くの場合抜歯が必要と判断されます。実際に、多くの歯がこの段階で抜かれているのが現状です。
しかし、虫歯が深くても、すぐに歯を抜かずに残せる可能性のある治療法があります。
「歯冠長延長術(しかんちょうえんちょうじゅつ)」という方法とは?
歯冠長延長術は、深くまで進行した虫歯を治療して歯を残すための方法です。
具体的には、虫歯が歯茎の中にまで広がっている場合、虫歯の部分をきちんと除去するために『歯茎』と『歯を支えている骨(歯槽骨)』を整える処置を行います。
この治療により、歯茎が下がり、健康な歯の部分が歯茎の外に出るようになります。そうすることで、虫歯を完全に取り除くことができ、歯茎の炎症を抑え、抜歯せずに歯を残せる可能性が生まれるのです。
どのような場合に歯冠長延長術ができる?
歯冠長延長術はすべての深い虫歯に適応できるわけではありませんが、多くのケースで歯を残せる有効な選択肢となります。
特に、
-
歯の根っこがまだ十分に健康な状態であること
-
歯茎や骨の状態が良好であること
などが治療の成功条件になります。実際に治療可能かどうかは、歯科医師が詳しく診断し、患者さまと相談の上で決定します。
「歯を抜きたくない」方は、ぜひご相談を。
神田ふくしま歯科では、『できる限り歯を残す治療』を大切にしています。
虫歯が深くて抜歯を勧められた場合でも、歯冠長延長術のような方法で歯を守ることが可能かもしれません。
「本当に歯を抜かないといけないの?」と不安に感じている方は、まずはお気軽に無料カウンセリングをご利用ください。
経験豊富なドクターが丁寧に診断を行い、歯を残すための最適な治療法をご提案いたします。
無料カウンセリングお問い合わせ
神田ふくしま歯科
03−3251−3921 0120−25−1839
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分 (東京駅の隣の駅です.)