口臭、歯槽膿漏の治療

歯周病の進行した時の口臭は、毒ガスの成分が含まれています。

 

といったらおどろかれる方もいらっしゃるのですが、硫化水素、メチルメルカプタンといった成分が口臭の中に含まれています。

 

キャベツの腐ったにおいとか、火山の硫黄のにおいとか言われています。

 

このガスは、歯茎のタンパク質が、細菌によって分解されることで、発生します。いいかえれば、歯茎を材料にして口臭がでますので、歯茎がどんどん分解されてなくなってしまうとも言えます。

 

口臭が強烈な場合は歯周病の進行がかなり進んでいる場合が多く、単に口臭がするだけではなく、歯周病の問題を考えたほうがよいでしょう。歯周病が進行してしまっていると、しっかりと治すには数年の治療期間のかかる場合もあります.

 

歯周病の炎症を歯茎の内部からしっかりと取り除く事ができ、炎症がなくなれば口臭も収まります.


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歯周病の歯石を取った後のお薬の使用について

歯石取り
歯茎の外科と歯石取り

外科的な方法で歯石をおとりした場合は、必ず抗生剤をお飲みいただいております.やはり、炎症を起こしている部分の歯石には細菌が大量に付着していると考えられるため、炎症部の毛細血管を通して体内に菌が入り込むと考えられるからです.

 

同様に、通常の歯石取りでも炎症がある部分の歯石を麻酔して取る場合は抗生物質を飲んでいただく事があります.場合によっては歯石をお取りした後軽度の発熱をする事もありますので、抗生剤は使用した方が良いと考えております.

 

歯周病のページ

 

抗生剤に対するアレルギーのある方は必ずお申し出ください。

アレルギーのある抗生剤とは別の種類の抗生剤を使用させていただきます。

 

また、治療前に細菌検査で歯周病菌が多い場合は歯周内科療法で細菌の数を減らしてから歯周病の外科治療を行うこともあります。

 

歯周内科治療のページも併せてごらんください。

 

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ご存知ですか?歯周病はメンテナンスだけでは治りません.進行します.

最近、別の歯科医院でメンテナンスをしているけど歯周病が進行してしまっていると言う方のご来院が増えています.これは、歯科医院の構造的な問題によるものだと考えております.

 

 多くの歯科医院に取って歯周病治療は治すものではなく、経過を見るものになっています。衛生士さんが少し時間を取って超音波器具で歯石を取るくらいならまだよい方で、衛生士さんがいない病院も多く存在します。歯周病が悪くなったら歯を抜いてインプラントや入れ歯にしましょうという病院が非常に多いのが現状だと思います。

 

歯周病治療は歯茎の中の歯石を完全に取り除き、患者さんの歯ブラシが適正で再度歯茎の中に歯石がつかない状態にしないと治りません。

 

多くの歯科医院では、歯茎の中深くについてしまった歯石を歯科衛生士さんががんばって取るだけで、実際に目で歯石の取り残しを確認していません。歯茎の中の歯石をしっかりと見ながら取るには歯茎を切って開いて拡大鏡で見ながら取る必要があります。

 

深い歯周病の歯茎の中の歯石は歯茎を切らずに行うと半分以上の歯石を取り残すことが報告されています。実際目で見ないで歯石を取ることはかなり難度の高く正確性の低い治療となります。

 

また、神田ふくしま歯科では歯周病菌を詳しく検査するために細菌検査を行っております.細菌検査でしっかりと歯周病菌の量、種類を確認する事で歯周病のリスクをしっかりと確認する事が可能になります.歯周病の方は細菌検査は定期的に行う事をお勧めしております.

 

歯周病治療の総合的なページは下記のリンクページとなります.歯周病治療をお考えの方はクリックしてご覧ください.

 

歯周病のページ

 

お問い合わせ

神田ふくしま歯科

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JR神田駅北口より徒歩1分 (東京駅の隣の駅となります.)

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0120-25-1839

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糖尿病の方の歯科治療について

糖尿病だと歯茎が腫れやすくなってしまうと言う事を聞いた事がありますか?

 

糖尿病は歯科治療の結果を悪くしてしまいます。歯茎の再生治療、歯周病治療、インプラント治療,矯正治療、など歯茎の炎症があると治療の結果を長持ちさせる事が難しくなってしまいます。

 

そのため,糖尿病の方は歯科治療と平行して糖尿病の治療を行う必要があります。糖尿病の方でも炎症が起こっていないのであれば問題が無いので、適切な清掃状態を保ちながら治療を進める事で、歯科治療の結果を良くする事は可能になります。

 

また、糖尿病の方は歯周病が重度に進行してしまう場合が多く、治療期間がかかってしまう場合や、治療の効果が出にくい場合もあります。そのため、糖尿病の方には短期間に歯周病菌を減少させる歯周内科治療をお勧めしております

 

歯周内科治療はお薬で歯周病の原因菌やカビを取り除く方法です。従来の歯周病治療のようにお時間がかからないのが利点になります。歯周病治療の補助療法です。(これだけでは治りません。)

 

歯周内科治療によって、歯周病の原因菌やカビを短期間に除去することができますので、歯茎の腫れば引き締まり、また、歯周病の問題のある部分の歯石を歯周内科後に取る際も、体の内部に細菌が侵入して感染を起こすリスクも低くなりますし、腫れにくくなります。

 

歯周内科に関しては下記のリンクページに詳しい内容を記載させてただいておりますのでクリックしてご覧ください。

歯周内科のページ

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神田ふくしま歯科ブログ 歯石取りについての注意

歯茎の腫れを気にしてご来院していただく患者様がいらっしゃいます。

歯石を取れば直ぐ治ることはなく、まずは歯ブラシを最低でも1日1回は15分程かけてじっくりと磨く必要があります。もちろん1回でよいという訳ではありません。

 

しっかり磨けるようになると歯茎が引き締まります。

 

歯茎が引き締まった状態で歯石をお取りします。そうすると、歯石を何度も取る必要がなくなります。歯石を何度も取るとしみるようになってしまいますので、まずは歯ブラシを上手にできるようになって頂いて、歯石がつきにくくなってから歯石をお取りします。

 

また、歯ブラシが上手く出来ない方などは抗菌治療を併用する場合があります.歯周病の細菌検査を行って歯周病菌が減らない場合で歯周病が進行してしまっている方はお薬で歯周病原因菌を減らす事をお勧めする場合もあります.

 

歯周病に関して全体的な説明を知りたい場合は、下記のリンクをクリックしてご確認ください。

 

歯周病のページ

 

ただし、進行してしまった歯周病の歯石は歯周外科と言って、歯茎を開いて見える状態にして歯石をとらないと歯石を取り残してしまい、お痛みや歯周病が進行する原因になってしまいます。

 

歯周病治療をお考えの方は、ただいま無料カウンセリングを行っておりますのでご利用ください.無料カウンセリングにて治療方法のご説明、お見積もりのお渡しをいたします.

 

無料カウンセリングお問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F

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歯周病が進行したら歯茎の中の歯周病菌を取る必要があります。

あなたの歯周病は初期の歯周病でしょうか?重度の歯周病でしょうか?

 

歯が揺れてしまっている場合や、歯茎が退縮してしまっている場合は、中程度から重度の歯周病である可能性が高いです。

 

進行してしまった歯周病の方は、歯茎の内部に歯石などの細菌の増殖する住みかができてしまっていると思われます。細菌の住みかを中心に歯茎の内部で歯周病の炎症が悪化しますので、しっかりと歯茎の中の細菌を取り除く必要があります。

 

ただ、重度な歯周病の方もまずは歯ブラシの状態が良くないと、歯石を取っても10日で元の状態に戻ってしまうと言われています。歯ブラシをしない人はほとんどいらっしゃらないのですが、しっかりと磨けている方は意外に少ないです。まずはブラッシングのチェックをすることが重要になります。

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