前歯の虫歯をレジンというプラスチック様の詰め物で治した場合、数年経つと色が変色してしまうことがあります。
お写真は前歯の裏側の詰め物が変色してしまっている状態です。一部虫歯になってしまっている歯もあります。
通常、レジンの色が変色するのは歯に接着していた面が剥がれて色がついてしまうことが原因になります。
変色の範囲によって、単に磨くだけで良い場合、再治療が必要な場合が変わってきます。
レジンが変色してしまったら、その時が交換のタイミングたと思ってください。色が変わってしまったら、早めに対処しておいたほうが良いでしょう。
虫歯治療のページ
〜虫歯の詰め物の治療の注意〜
当院では、範囲の小さい虫歯治療を行う際に、長く持つって、色を審美的に周囲の歯に合わせることができる材料を使用しております。保険外診療となり１箇所３万３千円（税込）となります。
また、経年劣化の進行は口腔内の清掃状態や歯軋りなどの歯にかかる力によって早まる場合もあります。
本日のブログまとめ
「前歯の虫歯をレジン（プラスチック）で治したけれど、最近色が変わってきて気になる…。」
実は、前歯に使われるレジンというプラスチック素材の詰め物は、数年が経つと少しずつ変色してしまうことがあります。
こちらの写真は、前歯の裏側のレジンが変色してしまった実際の状態です。中には詰め物の周囲が再び虫歯になってしまっている歯もあります。
なぜレジンが変色するのかというと、歯と詰め物を接着していた部分が時間の経過とともに剥がれてしまい、その隙間に着色が起きることが主な原因です。
変色が起きた場合、その範囲によって治療法が異なります。表面を磨くだけで改善するケースもあれば、詰め物を完全に入れ替える必要がある場合もあります。
レジンが変色しているのを見つけたら、『詰め物の交換タイミング』だと思ってください。変色が気になり始めたら、早めに治療しておくことをおすすめします。
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