No81 歯茎の再生とダイレクトボンド法で歯と歯の間の隙間を埋めたケース 

ブラックトライアングルについて

 

歯と歯の間の歯茎が下がり、三角形の隙間が見える状態を、歯科ではブラックトライアングルと呼びます。この隙間は、見た目の問題だけでなく、食べ物が詰まりやすくなるなどの機能面でもお悩みの原因になることがあります。

 

ブラックトライアングルを改善する方法の一つとして、ダイレクトボンド法があります。この治療法では、歯をほとんど削ることなく、歯の色に合わせた詰め物を歯に接着して隙間を埋めます。自然な見た目を保ちながら隙間を改善できるのが特徴です。

 

さらに、歯茎の再生治療と組み合わせることで、より効果的な改善が期待できます。歯茎の再生治療で下がった歯茎を回復させると、ブラックトライアングルの隙間を小さくすることができ、ダイレクトボンド法の仕上がりもより自然になります。

 

ブラックトライアングルは治療で目立たなくすることが可能です。「隙間が気になる」「歯茎の見た目を改善したい」とお考えの方は、一度無料カウンセリングにお越しください。


ブラックトライアングルの治療例

治療前、下の前歯の歯茎が退縮しています。表側の歯茎と歯と歯の間の歯茎が下がってしまっています。このため、歯と歯の間に黒い隙間いわゆるブラックトライアングルができてしまっています。

 

歯茎の再生治療と、ダイレクトボンド法でブラックトライアングルを埋めます。

治療後

 

歯茎が薄かったため、将来的にも歯茎が下がらないようかなり厚めの歯茎を作った上で、ブラックトライアングルをダイレクトボンド法で埋めました。

 

歯茎の再生治療で、歯茎の厚みが増し、高さが回復したことで、歯の長さが少し短くなり、また、ダイレクトボンド法で歯の形を変えることでブラックトライアングルをなくしました。

 

歯茎の厚みは術後に薄くすることも可能です。



本日のブログまとめ

~歯と歯の間の隙間「ブラックトライアングル」にお悩みの方へ~

 

歯と歯の間の歯茎が下がり、三角形の黒い隙間が見えてしまう状態を、歯科では「ブラックトライアングル」と呼んでいます。このブラックトライアングルは見た目が気になるだけでなく、食べ物が挟まりやすくなったり、お口の衛生面にも影響を与えることがあります。

 

ブラックトライアングルを改善する治療法の一つに、「ダイレクトボンド法」があります。ダイレクトボンド法では、歯をほとんど削ることなく、歯と同じ色調の詰め物を直接歯に接着することで、隙間を自然に埋めることができます。この方法は見た目にも非常に自然で美しい仕上がりになるのが特徴です。

 

さらに、歯茎が下がっている場合には「歯茎再生治療」と組み合わせることで、より高い効果が得られます。歯茎再生治療で歯茎を本来の位置に近づけることで、ブラックトライアングルの隙間をより小さくすることができ、その後のダイレクトボンド法による修復もさらに自然で美しく仕上がります。

 

神田ふくしま歯科では、経験豊富なドクターが無料カウンセリングを実施しています。「歯と歯の隙間が気になる」「歯茎を綺麗にしたい」と感じている方は、ぜひ一度ご相談にお越しください。あなたのお悩みに合わせて最適な治療プランをご提案させていただきます。

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~審美歯科の注意~

 

ダイレクトボンド法で歯と歯の間の詰め物を詰める場合など、審美歯科に関しましては、保険外診療となります。

 

料金は¥33、000ー(税込)かかります。

 

 

色の種類は豊富ですので通常より歯の色を再現しやすいのですが、完全にはの色と一致するわけでありません。

 

~歯茎の再生治療の注意~

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。歯周病が進行したケースなど歯を支える骨の吸収したケースでは、歯茎が回復しない場合もあります。

 

 

リスク

 

外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。また腫れや痛みが出ることがあります。

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。