歯がなくなってしまうと、口の中には色々な変化が出てきます。
歯が動いてくる・かみ合わせが変わると言ったことから、虫歯・歯周病になりやすくなると言ったことが起きてきます。
かみ合わせが悪くなると、くいしばれなくなり、力が入らないといった目に見える変化や、最近のネズミの実験ではアルツハイマーになりやすい可能性を示した実験結果もあります。
抜けた歯を放置しておくことにの利点はあまりないのですが、治療にかかる費用や治療のわずらわしさ から治さないという選択をされる方も多いようです。
治療をされる場合は何通りかの方法がございますので、ご参考になさってください
入れ歯の治療は、なんでも咬めるとお考えでも、定期健診をかならずしてください。 ばねが緩んでいたり、ピンクの歯茎の面に隙間があったりすると、支えている歯が揺らされてだめになってしまうことがあります。また、入れ歯の隣の歯には虫歯ができやすくなっています。
金属を使用しない入れ歯です。入れ歯のワイヤーがきらきら光ることがないので、見た目に自然な感じになります。
保険がききません。
保険のきく入れ歯です。通常これで問題ありません。
ただ、金属のばねと歯茎で噛む力を支えているため、ばねがすぐに緩んでしまいます。最低半年に一度の定期的な健診をお勧めいたします。
また、笑った時に銀が見える方が減ってきています。
気になる方は、金属のない入れ歯をされる方が多いです。
子の入れ歯の方も、前から見ると銀が見えてしまうので、お嬢様に治すよう言われて入れ歯の治療に来院されました。
診療中に大きな掃除機のような音がすることがあります。
これは、仮歯を修正する時に削った粉を吸い込む歯科用の掃除機の音です。少しうるさいので申し訳ありませんが、粉が飛び散るのを防ぐ機材になります。
歯周病が進行してから入れ歯を入れたため、骨が吸収してしまい、入れ歯がずれて安定しない。
といった事はありませんか?
近年、歯を残す治療をすることが多くなった事は良い事ですが、歯周病が進行してしまっても抜かずに残す場合は、将来的に入れ歯を入れることになったとしたら、入れ歯に苦労することになるかもしれません。
歯周病が進行してしまってから歯を抜くと、顎の骨が痩せて吸収してしまっているため、歯茎が窪んでしまい、入れ歯を安定させることが難しくなることがあります。
入れ歯を安定させるための方法の一つにインプラントオーバーデンチャーという方法があります。大掛かりな処置をしないで、入れ歯用のインプラントを数本入れるだけでその日のうちに入れ歯が安定します。
いれば安定剤のように一時的に安定してもすぐ緩んでくるといったものではなく、入れ歯がガッチリと固定されます。
今回はインプラントオーバーデンチャーの症例をご紹介いたします。
入れ歯を何年もそのまま使用していると、入れ歯の噛む面がすり減って、噛み合わせが深くなってしまします。
長い年月をかけて噛み合わせが変わってしまいますので、前歯が折れてしまった場合などに治療をする際は、奥歯の噛み合わせの高さから改善する全体治療になってしまいます。
変化してしまった噛み合わせや顎関節の位置を関節に負担のかからない位置に変更する噛み合わせ治療の紹介。
どんどん歯が悪くなって、歯を抜いて入れ歯になってしまいましたが、しっかりと安定した歯にしたいという方へ。
インプラント治療をするにしても、インプラントだらけのお口の中だと掃除も難しいでしょうし,将来的にすべてのインプラントが問題なく経過するわけではないでしょうから、リペアや修理が大変になってしまいます.
そこでおすすめのインプラント治療ですが、インプラントオーバーデンチャーと言う方法です.歯の無い本数が多くて総入れ歯に近いような方も2〜4本のインプラントを入れる事で入れ歯を固定します.
通常の入れ歯とちがい、金属のワイヤーなどが見えないですし、小さな入れ歯となります.構造が単純なのでお掃除も楽です.
また、インプラントオーバーデンチャーの一番の利点はインプラント治療の費用をやすく抑える事が出来る事だと思います.