現在入れ歯をされている方の中には、インプラントが難しいという理由で、上あごに入れ歯を入れて、違和感があるので保険外の入れ歯を入れたのに、
などとご不満に感じてしまうことがあります。
今後入れ歯を入れるか検討されている方も、せっかく入れ歯にしたのに使用したくないことになる不安を感じていませんか?
上の奥歯を抜いてしまった場合の多くは骨が縮んでしまうため、インプラントを入れるための骨の量が不足してしまっています。
そのため、そのままの状態ではインプラントを行うことができず、歯科医院によってはインプラントができないと言われてしまうことがあります。
歯医者さんによってできる処置が変わります。当院のように骨の再生治療をよくおこなっている病院では、上あごの奥歯にインプラントが入れれるように骨を作る増骨治療を行います。
上あごの歯茎の中の骨は抜歯をした後、薄くなって中の上の方は空洞になっています。そのため、骨の内部の空洞に骨を作る処置をしてインプラントを入れます。この骨を作る処置をサイナスリフト法と言っています。
サイナスリフト法によって多くの方が上の奥歯にインプラントを入れることが可能になっています。
また、以前は入院や全身麻酔が必要な治療でしたが、治療法が研究された結果、現在は部分麻酔で治療が行えます。ケースによっては、親知らずを抜くときと同じくらいの時間で行える治療になっています。
画面の左上の奥歯が3本無くなってしまっています。骨の厚みが薄く、2ミリほどしか無いので、そのままではインプラント治療ができません。そのため、サイナスリフト法を行いました。レントゲンでは、少しわかりにくいですが、骨の内部の空洞に少し白く写っている人工の骨を入れたのが確認できます。
1時間ほどの治療時間と、部分麻酔で治療が終わります。治療後は数日腫れが出ますが、お痛みはそれほどでないことが多いです。
骨の治癒を待って骨が成熟した後にインプラントを2本入れています。
~インプラント増骨の注意~
インプラント増骨は保険外診療となります。当院では、サイナスリフト16万5千円(税込み)、ソケットリフト5万5千円(税込み)、垂直的なGBR法による増骨治療22万円(税込み)、簡単な増骨5万5千円(税込み)となります。また、別途術後の消毒の費用が1回5千5百円(税込み)かかります。通常、2回程の消毒が必要になります。
インプラント増骨後に1週間ほど腫れや痛みが出る場合があります。また、感染を起こしてしまう場合もあります。感染してしまった場合は間隔を詰めて消毒にお越しいただく場合もあります。
また、インプラントに関しましては別途料金がかかります。詳しくはインプラントの料金をご覧ください。インプラントの種類などによって料金がかわります。通常インプラントは、3つの部分に分かれており、人工歯根1本あたり11万円(税込)~土台(アバットメント)2万2千円(税込)~、上部構造(ジルコニアセラミック)7万7千円(税込)~の料金となります。奥歯のインプラントを行う場合は20万9千円(税込)~となります。こだわった白い歯にする場合や、土台をジルコニアにする場合、人工歯根を高級なものにする場合など料金がかわります。
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右上の奥歯を失い、しっかり噛むことができない状態でした。入れ歯も試されましたが、違和感が強く合わなかったため、右上(画面では左上)の部分にインプラント治療を行うことになりました。
CT検査で骨の状態を確認したところ、奥歯の部分は骨の厚みが薄くなっており、そのままではインプラントを安定して埋入することが難しい状態でした。そのため、サイナスリフトで骨を増やしてからインプラント治療を行う計画としました。
術後のレントゲン写真です。右上の奥歯の部分(写真では左上)に3本のインプラントが埋入されています。
インプラントの上の部分に白っぽく見える部分がありますが、これはサイナスリフトによって上顎洞内に入れた**人工の骨(骨補填材)**です。骨の量が不足していたため、上顎洞の底を持ち上げて骨補填材を入れ、インプラントを支える骨の高さを確保しています。
このようにサイナスリフトを併用することで、骨の量が少ない上あごの奥歯の部分でもインプラント治療を行うことが可能になります。
術後のレントゲン写真です。右上の奥歯の部分(写真では左上)に3本のインプラントが埋入されています。
インプラントの上の部分に白っぽく見える部分がありますが、これはサイナスリフトによって上顎洞内に入れた**人工の骨(骨補填材)**です。骨の量が不足していたため、上顎洞の底を持ち上げて骨補填材を入れ、インプラントを支える骨の高さを確保しています。
時間の経過とともに、人工骨の周囲には新しい骨が形成され、骨が成熟していきます。レントゲンではその変化により人工骨の周囲の白さが増して見えるようになります。これは骨がしっかりと形成され、インプラントが安定していることを示しています。
治療後は奥歯でしっかりと噛める状態になり、機能的にも安定した状態を回復することができました。
左上の奥歯(写真では右側)の3本の歯を失ってしまった患者さんの症例です。奥歯がなくなると、食事の際にしっかり噛むことが難しくなり、反対側の歯に負担がかかることもあります。患者さんはしっかり噛める状態を回復したいという希望があり、インプラント治療を行うことになりました。
CT検査で骨の状態を詳しく確認したところ、左上の奥歯の部分は広い範囲で骨の量が不足しており、骨の厚みもおよそ5mm前後しかない状態でした。上あごの奥歯の部分には「上顎洞(じょうがくどう)」という空洞があるため、このままでは十分な長さのインプラントを安定して埋入することが難しい状態でした。
そこで、骨の量を増やすために**サイナスリフト法(上顎洞底挙上術)を行うことにしました。サイナスリフトでは、上顎洞の側面からアプローチして上顎洞の粘膜を慎重に持ち上げ、その下に人工の骨(骨補填材)**を入れることでインプラントを支える骨の量を増やします。
今回の症例では、左上奥歯の部分に3本のインプラントを埋入し、同時にサイナスリフトを行いました。レントゲン写真では、インプラントの上の部分に少し白っぽく見える部分がありますが、これは上顎洞内に入れた人工の骨が写っている部分です。この骨補填材は時間の経過とともに周囲の骨と結合し、インプラントを支える骨として機能していきます。
手術後、インプラントはしっかりと骨に固定され、初期固定も良好でした。そのため、治癒期間を経て約4か月後にセラミックの被せ物(上部構造)を装着し、治療を完了しました。現在は奥歯でしっかり噛める状態を回復しています。
骨の量が不足している場合でも、このようにサイナスリフト法を併用することでインプラント治療が可能になることがあります。当院ではCT検査によって骨の状態を詳しく確認し、安全性に配慮した治療を行っています。
費用
サイナスリフト:165,000円(税込)
インプラント(インプラント体・アバットメント・セラミック):1本 209,000円(税込)
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