歯茎の再生治療後の経過の説明

歯ぐき再生治療をご検討中の方へ — 実際の経過を写真でたどるストーリー

 

初めて「歯ぐき再生治療」という言葉を聞いたとき、多くの方がまず気にされるのは「本当にきれいになるのだろうか」という期待と、「手術後はどんな見た目になるのか」という不安です。


実際、治療を受けられる患者さんの中には、「腫れはどのくらい出るの?」「歯ぐきの色や形はどう変わっていくの?」「治るまで何日くらいかかるの?」といった質問をされる方が少なくありません。

 

ある患者さんも、最初は同じように心配されていました。けれども治療を受け、時間が経つごとにその不安は少しずつ安心へと変わっていきました。


手術直後は保護のための細い糸が見え、歯ぐきには腫れもありました。しかし1週間、2週間と経つにつれ、赤みは減り、歯ぐきは健康的な色に近づいていきました。移植したことで歯ぐきの厚みが増し、位置は少し高めになっていましたが、それも徐々に引き締まり、自然な形へと落ち着いていきました。

 

 

こうした変化は、写真で見るとよりわかりやすく感じられます。当院では、実際の経過写真とともに、腫れの変化や歯ぐきの位置の安定までの過程をご紹介しています。


これから治療を考えている方にとって、きっと安心材料になるはずです。どうぞ、写真と一緒に治癒のストーリーをご覧ください。


オペ後2週間後の状態

歯ぐき再生治療から2週間後の様子

治療から2週間が経過しました。


処置した部分には、5‐0、6-0サイズの糸で止めていますので、あまり目立た無いかと思います。これは歯ぐきが安定し、しっかりと定着するまで保護するために行っています。

 

今回の治療では、歯ぐきの移植を行ったため、処置した部分の歯ぐきは厚みが増しています。これは歯ぐきを守るクッションの役割を強くし、今後の健康を保つために大切な変化です。

 

また、移植直後は歯ぐきの位置が予定よりも少し高めになっていますが、治癒が進むにつれて自然に引き締まり、最終的には安定した位置に落ち着きます。

 

腫れや赤みは治療直後に比べてかなり減少し、歯ぐきは健康な色に近づいています。痛みもほとんどなく、日常生活への影響はほとんどありません。

 

 

引き続き、歯ブラシは使用せずうがい薬で消毒していただきます。治療部位に強い刺激を与えないようにしていただくことで、より自然できれいな仕上がりにつながります。


歯茎の再生治療後2週後の状態



骨の再生治療後の経過の説明

paooの2週間後の状態

PAOO(増骨矯正治療)をご検討中の方へ — 腫れの経過を知ることで安心につながります

 

歯茎が下がってしまっている方の歯並びやかみ合わせを整えるために行うPAOO(ピーエーオーオー/増骨矯正治療)は、歯ぐきの再生治療と比べて、ひとつ大きな特徴があります。それは「骨を大きく増やす治療」であるということです。骨をしっかりと増やすことで、歯を動かすための土台が強くなり、短期間で効果的な矯正治療が可能になります。

 

ただし、その分、術後の反応も大きく現れます。ある患者さんも、治療直後から顔や歯ぐきの周囲にしっかりとした腫れが出て、鏡を見て「思ったより腫れている」と驚かれていました。これは大量に骨を増やすための治療では自然な反応であり、むしろ順調な経過の証でもあります。

 

2週間ほど経つと、腫れは少しずつ引き始めますが、それでも歯ぐき再生治療と比べれば腫れの程度は大きく、見た目の変化もはっきりしています。しかし、その先には骨と歯ぐきがしっかりと安定し、矯正治療の効果を最大限に引き出せる未来が待っています。

 

 

当院では、こうした術後の経過を事前にしっかりお伝えし、実際の症例写真とともに腫れの変化をご覧いただけるようにしています。治療を安心して受けていただくために、ぜひ経過のストーリーをご参考になさってください。


歯ぐき再生治療・PAOO治療の経過について — よくある質問

Q1. 歯ぐき再生治療の手術後は、どのくらい腫れますか?

A. 歯ぐき再生治療では、手術直後に軽い腫れが出ますが、多くの場合は1~2週間で赤みや腫れが落ち着いてきます。手術直後は細い糸(5-0や6-0サイズ)で縫合されており、これは歯ぐきが安定してしっかりと定着するまで保護するためのものです。腫れが引くにつれて歯ぐきは健康的な色に近づき、見た目も自然になっていきます。


Q2. 歯ぐきの移植をした場合、どのような変化がありますか?

A. 移植を行うと、治療部位の歯ぐきの厚みが増します。これはクッションのように歯ぐきを守る役割を強くし、将来的な健康維持にもつながります。また、手術直後は歯ぐきの位置が少し高めになりますが、治癒が進むと徐々に引き締まり、自然で安定した位置に落ち着きます。


Q3. 歯ぐき再生治療後2週間の状態はどんな感じですか?

A. 2週間後には、腫れや赤みは大きく減少し、痛みもほとんどありません。日常生活への影響はほぼなくなりますが、ブラッシングはまだ避け、うがい薬で消毒を続けることをおすすめしています。刺激を与えないことが、より自然で美しい仕上がりにつながります。


Q4. PAOO(増骨矯正治療)とはどのような治療ですか?

A. PAOOは、歯並びやかみ合わせを整える際に「骨を大きく増やす」治療です。骨を増やすことで歯を動かす土台が強くなり、短期間で効果的な矯正が可能になります。特に歯ぐきが下がってしまっている方に有効な方法です。


Q5. PAOOの手術後はどれくらい腫れますか?

A. PAOOは大量に骨を増やす治療のため、歯ぐき再生治療よりも腫れが大きくなります。手術直後は顔や歯ぐき周囲にしっかりとした腫れが出ますが、これは自然な反応であり順調な経過の証でもあります。


Q6. PAOO手術から2週間後の状態は?

 

A. 2週間ほど経つと、腫れは徐々に引き始めますが、歯ぐき再生治療に比べるとまだ大きめの腫れが残ります。見た目の変化ははっきりしていますが、その先には骨と歯ぐきがしっかりと安定し、矯正治療の効果を最大限に引き出せる状態が待っています。


無料カウンセリングお問い合わせ

神田ふくしま歯科

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~歯茎の再生治療の注意~

 

お写真や治療法のご説明の内容を掲載する際には、料金や治療のリスクを表示することになっております。治療を検討される際には、注意も合わせてご確認ください。

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。また、術後は歯ブラシができないため、病院で消毒・クリーニングを行います。消毒も保険外となりますので、1回の消毒・クリーニングに¥5,500(税込)の費用がかかります。通常4回の消毒にお越しいただいております。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。歯周病が進行したケースなど歯を支える骨の吸収したケースでは、歯茎が回復しない場合もあります。

 

n   歯茎の再生治療のリスクと対策

歯茎の再生治療は外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。また、術後に腫れや痛みが出ることがあります。そのため、当院では、出血予防止血対策にに止血用マウスピースをお渡ししております。また、術後の注意を守っていただいております。

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。当院では、審美的な回復のための方法も行っておりますので併せて紹介しております。


~増骨矯正治療の注意~

 

ご存知の方も多いと思いますが、矯正治療は保険外診療となります。当院では、モニター料金で全体的の矯正治療を行う場合、通常料金より10万円ほどお値引きさせていただいております。料金は検査代3万3千円(税込み)と矯正費用総額¥437,800-(税込み)がかかります。

 

この料金は標準的な料金となります。白いワイヤーや、拡大装置など使用する場合は、別途料金がかかります。

 

 

 

また、終了期間はおおよその目安となります。歯の動き等によって期間に個人差があります。期間の保証するものではありません。

 

増骨治療は保険外診療となります。お写真のケースでは7万7千円(税込み)の費用が掛かりました。

 

増骨治療は外科処置となります。骨の再生治療後に炎症を起こしたりしないよう、外科治療前にしっかりと歯茎の炎症を取ることが必要になります。それから、外科処置後に腫れや痛みが出る可能性があります。

 

 

また、骨の再生治療に人工骨や歯周組織再生材を使用する場合、厚生省の認可の取れているものが複数あります。用途に合わせて選択されるとよいでしょう。