歯の表面についてしまった渋は歯ブラシでは取れないということをご存知でしょうか?
歯の渋は(歯科ではステインと言われています)、間接照明などではわかりにくいのですが、蛍光灯や自然光の下ではわかりやすいものですので、日中目立ってしまっているかもしれません。
ただ、慌てて歯の渋を取ろうとするのはお勧めできません。歯の渋は結構強力に歯についてしまっています。無理に取ろうとすると歯や歯茎を傷付けてしまうかもしれません。
歯に渋がついてしまった場合は、歯科医院でクリーニングを受けられることをお勧めしております。特に渋自体は問題ではありませんが、汚れが付着しているためお掃除の目安になる時期だと思ってください。
毎日、歯ブラシをしていないと言う方は少ないでしょうが、歯を完全に磨けていると言う方も少数です。
ご自身の歯ブラシだけでは歯並びの悪いところや歯と歯の間,歯と歯茎の付け根は歯ブラシの難しい部分ですぐに汚れがたまってしまいます。お写真では1本前に出ている歯の裏側に渋が大量に付着してしまっています。
虫歯や歯周病が発生するのは歯ブラシのしにくい部位から起こります。そのため,ご自身での歯ブラシに加えて、定期的に汚れのたまりやすい部分のお掃除を歯科医院でする事で虫歯や歯周病を予防する事になります。
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