歯の長さが短い場合に見た目を改善する目的で歯茎の位置を変えて歯の長さを長くする場合があります.
こういった歯茎の長さを整形して整える治療を審美歯科治療と言っております.
歯茎の整形で歯の長さをそろえる方法
歯茎の整形を行う場合,歯茎を切って整える場合と、仮歯の調整を行う事で歯茎の長さを整える方法があります.
1ミリ程の歯茎の位置の調整の場合は、歯茎を切らずに仮歯を調整する事で歯茎の位置が変わります.それ以上歯茎の位置を変えたい場合は歯茎を切って短くする必要があります.
歯茎を切らずに修正する場合
左右の前歯の歯茎の位置が異なるため歯の長さが違います。
歯の大きさのちがいは不自然に見えます.
審美的に見えるように歯茎の整形をしました.
歯茎の整形をしました。
ホワイトニングをした後に
仮歯を修正しました。
左右対称の長さになりました。
前歯は審美歯科治療を行いました.オールセラミックが入っています.
歯茎を切って修正する場合
歯の大きさが左右で不揃いです。非常に小さい歯に見えます.
自然な大きさの歯にするために歯茎の整形を行います.
この場合は3ミリ以上の整形が必要なため、歯茎のオペが必要です。
2週間後の状態。仮歯にしました.
歯の大きさを自然な感じに見えるように長さを調整して歯茎を整形しました.
痛みはなかったそうです。
仮歯で歯茎が引き締まるのを待ってセラミックに交換します。
歯茎の整形治療の注意
差し歯の歯茎の整形による歯茎の位置をそろえる治療は、歯茎の位置を変えるのと合わせて差し歯を交換する必要があります。費用は保険外診療となります。
上の2ケースでは、歯茎の整形治療5万5千円(税込)オールセラミック治療、上のケースは1本16万5千円(税込)下のケース1本6万6千円(税込)、4本で26万4千円(税込)かかりました。
また、歯茎の整形治療はリスクもあります。外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。歯茎の整形治療は、歯の根っこの長さなどの条件によっては行えない場合もあります。
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神田ふくしま歯科
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