知覚過敏のある方は、ご自身の歯をしっかりと観察してみてください。歯茎が下がってしまったり、歯のつけねの歯が欠けてしまっているかもしれません。
歯ぎしりや食いしばりをされる方の歯は、歯茎との付け根あたりで削れてしまい、深い溝のように歯が削れた状態になることがあります。楔上欠損と言ったりアブフラクションと言っています。
歯が削れてしまっていますので、知覚過敏になってしまうことがあります。このような場合も歯ブラシのこすりすぎは気を付けていただく必要がありますが、知覚過敏の症状がある場合はプラスティックの詰め物で詰めます。それにより、歯ブラシなどで今後削れにくくはなりますし、知覚過敏に効きます。
プラスティックの詰め物は、虫歯の治療の際に使用するものと同じものを使用する事が多いです。
ただ、プラスティックの詰め物持つものではありません。プラスティックのものなので数年したら交換することになるかもしれません。基本的に保険診療の範囲で治療が可能です。
保険外の材料となる硬質レジン(税別3万円)の詰め物もございます。こちらの材質は変色しにくく、強度があります。
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神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3-2-6F
03-3251-3921
知覚過敏と歯の欠けに関するFAQ
Q1. 知覚過敏の原因は何ですか?
A. 歯茎が下がって歯の根元が露出したり、歯の付け根部分が欠けたりすることで知覚過敏が起こることがあります。特に歯ぎしりや食いしばりがある方は、歯の付け根が削れて深い溝のようになりやすく、これを**楔状欠損(アブフラクション)**と呼びます。
Q2. 歯が欠けたり削れたりするとどうなりますか?
A. 歯の神経に近い部分が露出するため、知覚過敏の症状が出やすくなります。冷たいものや歯ブラシの刺激でしみることが増えます。
Q3. 知覚過敏の治療法はありますか?
A. はい。多くの場合、**プラスチックの詰め物(コンポジットレジン)**で削れた部分を補います。
これにより、
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歯ブラシなどによる摩耗を防ぐ
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知覚過敏の症状を軽減する
効果があります。
Q4. プラスチックの詰め物はどのくらい持ちますか?
A. プラスチック素材のため数年で交換が必要になる場合があります。ただし、治療は基本的に保険診療の範囲で行えます。
Q5. 保険外の治療はありますか?
A. はい。**硬質レジン(1本 税別3万円)**を使用する方法もあります。
この素材は変色しにくく、強度も高いため、より長持ちしやすい特徴があります。
📍 まとめ
知覚過敏は歯茎下がりや歯の付け根の欠けが原因で起こることが多く、プラスチックの詰め物で改善可能です。より耐久性や審美性を求める方には、硬質レジンによる治療も選択できます。
👉 「歯がしみる」「付け根が削れている気がする」と感じたら、早めの受診をおすすめします。