虫歯になりやすい場所ってご存知でしょうか?
歯と歯の間、かむ面の溝の中、歯の根っこが虫歯になりやすい場所です。ほとんどの方の虫歯は、この3点に集中しています。
今回は、歯茎が下がってしまった歯の根っこの虫歯についてご説明します。

歯茎が下がってしまった部分は、セメント質と言って、歯の成分が酸に弱い部分です。
そのため、歯茎が下がってしまった部分は、削れてえぐれたようになってしまったり、変色して黒くなってしまったり、詰め物を詰めても接着剤が外れて内部から虫歯になってしまったりします。
知覚過敏などが起きやすい部分ですので、レジンという光で固める材質で露出した根っこの虫歯を覆う方法が一般的に行われています。レジンは長く持つものでもないですし、見た目も悪くなってしまいます。
そのため、当院では、歯茎が下がってしまった場合は、詰め物をするのではなく、最初の状態に戻すために歯茎の再生治療を行うことを進めしております。
お写真では、歯茎が下がって歯の根が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。また、露出した歯の根っこは虫歯になりやすいことが知られています。
歯茎の再生治療および、セラミック治療は保険外診療となります。歯茎の再生治療1〜3本の再生で7万7千円(税込)かかります。
また、歯茎の再生治療はリスクもあります。外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。症例数をなるべくたくさん掲載しておりますので、いろいろなケースをご覧ください。
本日のブログまとめ
虫歯になりやすい場所をご存知でしょうか?
実は、虫歯になりやすい場所は主に3つあります。
① 歯と歯の間
② 噛む面にある歯の溝の中
③ 歯茎が下がった部分に露出した歯の根っこ
この3つのポイントは虫歯が特に集中して起こりやすい場所です。
特に③の「歯の根っこ」は、歯茎が下がることで露出してしまい、虫歯になるリスクが高まります。歯の根っこは、歯の表面(エナメル質)より柔らかい象牙質でできているため、虫歯が進行しやすく、注意が必要です。
歯茎が下がってしまった方は、特に歯の根っこの虫歯に注意することが大切です。早めのケアや適切な歯磨き方法が必要になります。
神田ふくしま歯科では、経験豊富なドクターによる無料カウンセリングを行っております。歯茎の下がりや虫歯が気になる方は、お気軽にご相談ください。
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