No81 歯茎の再生とダイレクトボンド法で歯と歯の間の隙間を埋めたケース 

歯と歯の間の歯茎が下がって、三角形の穴に見えることをブラックトライアングルと歯科では言っています。

 

歯と歯の間を埋める方法の一つに、ダイレクトボンド法という方法があります。この方法では、歯をほぼ削らずに歯の色と合った詰め物を歯に接着します。

歯茎の再生治療と合わせて行うと有効です。


ブラックトライアングルの治療例

治療前、下の前歯の歯茎が退縮しています。表側の歯茎と歯と歯の間の歯茎が下がってしまっています。このため、歯と歯の間に黒い隙間いわゆるブラックトライアングルができてしまっています。

 

歯茎の再生治療と、ダイレクトボンド法でブラックトライアングルを埋めます。

治療後

 

歯茎が薄かったため、将来的にも歯茎が下がらないようかなり厚めの歯茎を作った上で、ブラックトライアングルをダイレクトボンド法で埋めました。

 

歯茎の再生治療で、歯茎の厚みが増し、高さが回復したことで、歯の長さが少し短くなり、また、ダイレクトボンド法で歯の形を変えることでブラックトライアングルをなくしました。

 

歯茎の厚みは術後に薄くすることも可能です。



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神田ふくしま歯科

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~審美歯科の注意~

 

ダイレクトボンド法で歯と歯の間の詰め物を詰める場合など、審美歯科に関しましては、保険外診療となります。

 

料金は¥33、000ー(税込)かかります。

 

 

色の種類は豊富ですので通常より歯の色を再現しやすいのですが、完全にはの色と一致するわけでありません。

 

~歯茎の再生治療の注意~

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。歯周病が進行したケースなど歯を支える骨の吸収したケースでは、歯茎が回復しない場合もあります。

 

 

リスク

 

外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。

 

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。