前歯の歯茎が下がってきた!インプラントの差し歯の歯茎も下がってしまった!
と言った事が、前歯にインプラントを入れた方の中には、前歯の長さが長くなってしまって気になっているという方も多くいらっしゃいます。
今回は、前歯の差し歯の歯茎が全体的に下がってしまって、インプラントとご自身の歯の歯茎の位置が異なる場合に審美歯科で治療したケースのご紹介です。
インプラントの上にかぶせているセラミックの長さが長いのを歯茎の再生治療を行い、合わせてセラミックを交換したケースをご紹介いたします。
治療前は前歯が長い感じでした。
どの歯がインプラントでどの歯が自分の歯かわかりますか?
画面左側の前から2番目の歯がインプラントの歯です。インプラントの歯はインプラント周囲の骨の状態によって、歯茎の回復具合が決まります。特にインプラントと歯の間の歯茎が下がってしまうと、歯茎の回復が限定されます。
このケースでは、前歯のセラミックの歯が長く、色も悪く、息が漏れてしまうために、前歯のセラミックの作り直しをしました。合わせて、歯が長くて見た目が悪いので歯茎の位置を回復する歯茎の再生治療を行いました。
治療後は歯の大きさを小さくすることができました。
歯茎の再生治療とオールセラミック治療を行い、歯の大きさを小さくすることができました。
ただ、前歯2本の大きさは少し不揃いとなりました。歯の大きさが小さくなったことと形が気にならないと言うことで歯茎の整形までは行いませんでした。左右の長さを揃える場合は、右側の歯茎を切って、少し長い歯を入れることで左右の長さを揃える事ができます。
このケースのように、インプラントの差し歯やセラミックの歯が長くて気にされている場合も歯を小さく治すことができることがあります。
気にされている方が、一度無料カウンセリングにお越しになられてはいかがでしょうか?
歯茎の再生治療に関しましては、下記のリンクページをご覧ください。
無料カウンセリングお問い合わせ
神田ふくしま歯科
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歯茎の再生治療の注意
お写真を見ていただいてわかるように歯茎が回復しております。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。お写真では、画面上前歯6本の再生治療を行っております。また、合わせて前歯を仮歯に交換している状態です。このケースではオールセラミックの再治療を行なっております。
お写真では歯茎が下がって歯の根が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
歯茎の再生治療および、セラミック治療は保険外診療となります。このケースでは、歯茎の再生治療6本で15万4千円(税込)オールセラミック治療1本9万9千円(税込)かかります。
また、歯茎の再生治療はリスクもあります。外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません