インプラントが歯周病にかかったらどうする?

インプラントも歯周病にかかるってご存じでしたでしょうか?

 

インプラント治療は入れたから終わりではなく始まりだと歯医者の世界ではよく言われています。

 

どういうことかというと、インプラントは天然の歯より炎症が起こりやすいため、インプラントの周囲の清掃を徹底する必要があることが知られています。インプラント周囲に歯石をつけっぱなしにすることはインプラントの喪失につながってしまいます。

 

インプラントを入れた後のメンテナンスは非常に大切ですし、インプラントのメンテナンスは特殊ですので、インプラント治療のメンテナンスを行っている病院でメンテナンスをすることをお勧めしております。

 

今回は、インプラント後の炎症を気にされてご来院され、膿や違和感が止まらず、インプラントを除去して再度インプラントを入れなおしたケースをご紹介いたします。

 

インプラント周囲炎が起きてしまったケース
インプラント周囲炎が起きてしまったケース

画面右側奥のインプラントの周囲の骨が吸収してしまっています。特に奥から2番目のインプラントは先端2ミリほどしか骨にくっついていません。

 

これは、インプラントに炎症が起こり、インプラント周囲の骨が溶けてなくなってしまったことによります。触った時の違和感や、膿が出てくるなど、インプラントが歯周病にかかってしまっています。

画面右側のインプラント

チタンメッシュを使用したGBR法
チタンメッシュを使用したGBR法

インプラントを除去したのち、チタンのメッシュを使用したGBR法にて骨の高さと幅を回復します。この状態で最低10か月待ちます。

GBR法で作った骨にインプラントを入れたケース
GBR法で作った骨にインプラントを入れたケース

人工の骨で作った骨の中にインプラントを入れています。

 

このケースのようにインプラントがだめになってしまっても再度治療をすることは可能です。ただ、期間や費用が非常にかかりますので、インプラントの歯周病が進行したらすぐに対応することで進行させないようにすることが大切になります。

 

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~インプラント増骨の注意~

 

インプラント増骨は保険外診療となります。当院では、サイナスリフト16万5千円(税込み)、ソケットリフト5万5千円(税込み)、垂直的なGBR法による増骨治療22万円(税込み)、簡単な増骨5万5千円(税込み)となります。また、別途術後の消毒の費用が1回5千5百円(税込み)かかります。

 

インプラント増骨後に1週間ほど腫れや痛みが出る場合があります。また、感染を起こしてしまう場合もあります。感染してしまった場合は間隔を詰めて消毒にお越しいただく場合もあります。

 

また、インプラントに関しましては別途料金がかかります。詳しくはインプラントの料金をご覧ください。インプラントの種類などによって料金がかわります。通常インプラントは、3つの部分に分かれており、人工歯根1本あたり11万円(税込)~土台(アバットメント)2万2千円(税込)~、上部構造(ジルコニアセラミック)7万7千円(税込)~の料金となります。奥歯のインプラントを行う場合は20万9千円(税込)~となります。こだわった白い歯にする場合や、土台をジルコニアにする場合、人工歯根を高級なものにする場合など料金がかわります。