下の前歯の歯茎は薄いので、歯茎が下がりやすい部分になります。矯正治療を行うと下がりやすいということは、何度もブログでお伝えした通りです。
丁寧な歯ブラシも必要ですが、いったん下がってしまった歯ぐきは自然には回復しませんので、歯茎の移植を伴う再生治療をお勧めしております。
歯茎の下がりが進行して歯を抜くことになると、そのあとの治療費が高額なものになってしまうことがあります。歯を守るために歯茎再生で予防をすることをお勧めしております。
治療前
治療後
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神田ふくしま歯科
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JR神田駅北口より徒歩1分(東京駅の隣の駅です)
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~歯茎の再生治療の注意~
お写真を見ていただいてわかるように回復した歯茎が剥がれてしまっているということはありません。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。
歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込み)かかります。お写真のケースでは、下の前歯6本の歯茎の再生治療を行い、15万4千円(税込み)とリグロスの料金の4万4千円(税込み)の合計額19万8千円がかかりました。また、術後の消毒も保険外診療となりますので、1回5千5百円(税込み)かかります。
歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
リスク
歯茎の移植を伴う外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。