No75 前歯のアブフラクションを歯茎の再生で治療したケース

「噛み合わせが原因で歯茎が下がる場合の治療について」

 

噛み合わせが強く当たる部分の歯で、歯茎が下がってしまうことがあります。このような場合、見た目だけでなく、歯茎や歯そのものの健康にも影響を与えるため、早めの対処が必要です。

 

まずは、噛み合わせの状態や顎の位置を確認することが大切です。原因となる強い当たりを調整することで、歯や歯茎への負担を軽減することが可能です。それに加えて、下がってしまった歯茎を再生治療によって回復させることで、見た目も改善され、健康的な状態を取り戻すことができます。

 

また、歯茎が下がる原因の一つに「アブフラクション」と呼ばれる現象があります。これは、歯の根っこの表面が歯茎との境目付近で削れ、歯茎が下がる原因となることがあります。強い噛み合わせや歯ぎしりが関与している場合も多いため、適切な診断と治療が必要です。

 

噛み合わせや歯茎の健康に不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。歯茎の再生治療と噛み合わせの調整を組み合わせることで、健康で美しい口元を取り戻すお手伝いをいたします。


歯ぎしりなどによるアブフラクションで歯茎が下がってしまったケース

特に上の前歯の歯の根っこの表面がはがれて露出しています。アブフラクションと言っています。

仮歯でかみ合わせを調整し、歯茎の再生で見た目を変えました。

オールセラミックの歯を入れています。歯茎の厚みをかなり厚くしたため、少しごつごつした歯茎になっています。

 

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~歯茎の再生治療と審美歯科治療の注意~

 

 

歯茎の再生治療や審美歯科治療は保険外診療となります。歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)です。また、審美歯科治療は保険外診療となります。オールセラミック で歯並びを治す場合、オールセラミック の種類によって当院では1本6万6千円(税込)~16万5千円(税込)のセラミックを選んでいただいております。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。

  • 歯茎の再生治療のリスクと対策

歯茎の再生治療は外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。また、術後に腫れや痛みが出ることがあります。そのため、当院では、出血予防止血対策にに止血用マウスピースをお渡ししております。また、術後の注意を守っていただいております。

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。当院では、審美的な回復のための方法も行っておりますので併せて紹介しております。

 

 ・審美歯科治療のリスクと対策

 オールセラミックの色合いはかなり天然の歯に近いものになりますが、完全に同じものではありません。当院ではご希望に合わせて高精度の写真や技工士さんの立ち合いなどこだわったオーダーメイドセラミックを作製することも可能です。

 

また、セラミック治療をする場合、歯を削る必要があります。治療後に知覚過敏を起こすことがあります。当院では神経のある歯を削った後はコーティング剤を塗布し、処置後しばらくは熱いものや冷たいものなどの刺激物を取らないよう気を付けていただいております。

 


本日のブログまとめ

「噛み合わせが原因で歯茎が下がる場合の治療について」

 

噛み合わせが強く当たる歯は、歯茎が下がりやすくなることをご存じでしょうか?実は、強い噛み合わせが続くと歯や歯茎に負担がかかり、見た目だけでなく歯そのものの健康にも悪影響を与えてしまうことがあります。このため、できるだけ早く治療を開始することが重要です。

 

まず最初に行うのは、噛み合わせや顎の位置の正確な診断です。原因となっている強い噛み合わせの力を調整することで、歯や歯茎への負担を軽減できます。さらに、歯茎が下がってしまった部分に対しては「歯茎の再生治療」を行います。この治療によって下がった歯茎を回復させることが可能で、見た目の改善とともに健康的な歯茎を取り戻すことができます。

 

また、歯茎が下がる原因として「アブフラクション」という現象があります。これは、強い噛み合わせや歯ぎしりが原因で、歯の根元が徐々に削れてしまう現象です。この現象が起こると、歯と歯茎の境目から歯茎が下がりやすくなってしまいます。そのため、適切な診断と治療で、噛み合わせを整えることがとても重要になります。

 

 

神田ふくしま歯科では、経験豊富なドクターが無料カウンセリングを行っています。噛み合わせや歯茎の健康に少しでも不安がある方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。一人ひとりに合わせた最適な治療法で、健康で美しい口元づくりをサポートいたします。

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噛み合わせが原因で歯茎が下がる場合のFAQ(アブフラクション)

Q:噛み合わせが原因で歯茎が下がることはありますか?
A:はい。噛み合わせが強く当たる歯は、歯や歯茎に過剰な負担がかかり、歯茎が下がることがあります。この状態を放置すると、見た目だけでなく歯の健康にも悪影響を与えます。


Q:アブフラクションとは何ですか?
A:アブフラクションは、強い噛み合わせや歯ぎしりなどの力が歯の根元付近に集中し、その部分が削れる現象です。この削れた部分から歯茎が下がる原因になることがあります。


Q:治療はどのように行いますか?
A:まず、噛み合わせや顎の位置を診断し、過剰な力がかかる部分を調整します。その後、下がった歯茎を「歯茎の再生治療」で回復させます。これにより、見た目の改善と歯茎の健康回復が期待できます。


Q:歯茎の再生治療の費用はどのくらいですか?
A:保険外診療で、1〜3本の歯に対して77,000円(税込)です。


Q:歯茎の再生治療のリスクはありますか?
A:外科的処置のため、術後に腫れや痛み、出血のリスクがあります。尖ったものが当たると縫合部が開く可能性もあります。また、歯周病や感染の状態によっては、希望の位置まで回復しない場合もあります。


Q:審美歯科治療も併用できますか?
A:はい。見た目の改善を目的に、歯茎再生治療後にオールセラミック治療を併用することも可能です。オールセラミックは1本66,000円(税込)~165,000円(税込)で、神経のない歯には別途ファイバーコア(22,000円(税込))が必要な場合があります。


Q:オールセラミック治療のリスクはありますか?
A:色は天然歯に近づけられますが完全に一致はしません。歯を削る必要があり、知覚過敏が出る場合があります。当院では削った歯にコーティング剤を塗布し、術後は刺激物を控えていただくようご案内しています。


Q:相談は可能ですか?
A:はい。無料カウンセリング(予約制)で状態を確認し、最適な治療法をご提案します。


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