反対咬合の矯正治療例

反対咬合は、下の歯が前に出てしまう噛み合わせのことを言います。通常矯正治療を行うことで、かみ合わせを含めて改善します。見た目に受け口でない場合でも、骨格的にあごが出てしまっている場合もあります。

 

今回は、下の奥歯が前に傾いてしまっていたり歯並びの凸凹が強いケースを抜歯をせずに倒れた奥歯を後ろに起こして咬み合わせたケースをご紹介いたします。

歯を抜かずに反対咬合と歯の凸凹の治療ケース

治療前、前歯に歯の凸凹があります。また、下の奥歯が前にずれてしまっています。歯が並ぶスペースが無いために、歯の凸凹が大きくなっています。

 

全体的に奥歯を後ろに移動し、歯を起こして小臼歯を抜かないように矯正治療を計画しました。

治療中。歯の上下的な位置関係を改善するためにマルチループというワイヤーを使用しました。このワイヤーを使用することで、歯の傾きの改善、咬合平面(歯並びの角度)、噛み合わせの高さの改善を行います。

治療後。手前に傾いていた歯をしっかりと後ろに起こすことで歯を抜かずに並べることができました。

 

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■矯正治療の注意

・料金

矯正治療は保険外診療となります。検査代33,000円+装置代です。

 

装置代

通常:審美660,000円(税込)、スタンダード550,000円(税込)

モニター:審美547,800円(税込)、スタンダード437,800円(税込)

※装置代にはブラケット、ワイヤー、マイクロインプラント、毎回の調整料、保定装置の料金を含みます。 

 

この料金は標準的な料金となります。また、終了期間はおおよその目安となります。歯の動き等によって期間に個人差があります。期間の保証するものではありません。

 

・リスク・副作用

歯の移動に伴う歯の痛みや歯ブラシが不十分であると虫歯や歯肉炎を起こす危険性があり、治療後の後戻りにも注意が必要です。治療中は、歯の痛みや違和感や矯正装置の刺激による口内炎が生じることがあります。歯根吸収や歯肉退縮、口腔内の清掃不良による歯肉炎・歯周病、むし歯が生じる場合があります。


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神田ふくしま歯科

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