薄い歯茎を守るために
— 歯茎移植で厚みと強さをプラス —
「最近、歯が長く見えるようになった気がする…」
そんな小さな変化に気づいて来院された患者さま。診察してみると、歯茎がとても薄く、将来的に下がりやすい状態でした。
治療前の状態


薄い歯茎はなぜ下がりやすいのか
歯茎が薄いと、日常の噛む力や歯ブラシの刺激に弱く、時間の経過とともに少しずつ下がってしまうことがあります。見た目の問題だけでなく、歯根が露出するとしみやすくなったり、虫歯や歯周病のリスクも高まります。
歯茎の再生治療後の状態


歯茎移植で厚みをプラス
今回は歯茎の移植手術を行い、薄い部分に健康な歯茎を補いました。
移植することで歯茎の厚みが増し、位置も回復。見た目が整うだけでなく、将来的に歯茎が下がりにくくなるという予防的な効果も期待できます。
これから先も自分の歯を守るために
手術後、患者さまは鏡を見て「歯茎がしっかりして安心しました」と笑顔に。
今回の治療は、今の見た目を改善するだけでなく、10年後、20年後の口元の健康を守るための一歩になりました。
無料カウンセリングお問い合わせ
神田ふくしま歯科
0120−25−1839
03−3251−3921
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口(モンダミン口)より徒歩1分 東京駅の隣の駅です。
~歯茎の再生治療の注意~
お写真や治療法のご説明の内容を掲載する際には、料金や治療のリスクを表示することになっております。治療を検討される際には、注意も合わせてご確認ください。
歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。また、術後は歯ブラシができないため、病院で消毒・クリーニングを行います。消毒も保険外となりますので、1回の消毒・クリーニングに¥5,500−(税込)の費用がかかります。通常4回の消毒にお越しいただいております。
歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。歯周病が進行したケースなど歯を支える骨の吸収したケースでは、歯茎が回復しない場合もあります。
n 歯茎の再生治療のリスクと対策
歯茎の再生治療は外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。また、術後に腫れや痛みが出ることがあります。そのため、当院では、出血予防止血対策にに止血用マウスピースをお渡ししております。また、術後の注意を守っていただいております。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。当院では、審美的な回復のための方法も行っておりますので併せて紹介しております。