「せっかくインプラントを入れて、これで見た目も噛み合わせも安心だと思っていたのに…」
ある日、患者さまは鏡を見てショックを受けました。前歯のインプラントの周りの歯ぐきが少しずつ下がり、歯が長く見えるようになっていたのです。
人前で笑うたびに「歯が目立っているんじゃないか」と気になってしまい、笑顔に自信を持てなくなってしまったとお話ししてくださいました。
歯ぐきが下がるとどうなるのか
インプラントは人工の歯なので、天然の歯と同じように時間とともに歯ぐきが下がってしまうことがあります。特に前歯では、その影響が見た目に大きく出てしまうのです。
再生治療という選択肢
そこで当院では、「歯ぐきの再生治療」をご提案しました。
歯ぐきを移植・再生させることで、下がってしまった部分の歯ぐきの厚みと高さを回復させ、自然なラインに整えていく方法です。
治療後、患者さまの前歯の歯ぐきはふっくらとしたラインを取り戻し、インプラントの境界も目立たなくなりました。歯の長さのバランスが改善され、口元全体が自然で美しい印象に変わったのです。
「また笑えるようになりました」
治療が終わったあと、患者さまは「もう人前で口元を隠さなくてよくなりました」と笑顔で話してくださいました。
歯ぐきの位置が少し整うだけで、見た目だけでなく気持ちまで前向きになれることを、改めて感じた瞬間でした。
同じようにお悩みの方へ
もし、インプラントを入れた前歯の歯ぐきが下がって気になる方がいらっしゃいましたら、歯ぐきの再生治療で改善できる可能性があります。
もちろん、お口の状態によって治療法は変わりますので、まずはお気軽にご相談ください。
無料カウンセリングお問い合わせ
神田ふくしま歯科
0120−25−1839
03−3251−3921
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口(モンダミン口)より徒歩1分 東京駅の隣の駅です。
インプラントの歯茎の再生治療の注意
お写真を見ていただいてわかるように歯茎が回復しております。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。お写真では、画面上前歯の再生治療を行っております。また、合わせてオールセラミックの再治療を行なっております。
歯茎が下がって歯の根が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
歯茎の再生治療および、インプラント、セラミック治療は保険外診療となります。このケースでは、インプラントの歯茎の再生治療11万円(税込)インプラントのアバットメント7万7千円(税込)オールセラミック治療7万7千円(税込)かかりました。
n 歯茎の再生治療のリスクと対策
歯茎の再生治療は外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。また、術後に腫れや痛みが出ることがあります。そのため、当院では、出血予防止血対策にに止血用マウスピースをお渡ししております。また、術後の注意を守っていただいております。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。当院では、審美的な回復のための方法も行っておりますので併せて紹介しております。