成人の方の矯正治療をする場合、歯茎が薄い方や、すでに歯茎が下がっている方は、歯茎がさらに下がってしまうという問題がどうしても起こってしまいます。
矯正治療前にすでに歯茎が下がってしまっている場合はそのまま矯正治療を行うとさらに歯茎が下がってしまう可能性が非常に高くなります。場合によってはかなり歯を抜く危険性が高まることもあります。
そう言った場合、矯正治療と合わせて歯の周囲の骨を作る増骨矯正法がお勧めです。
増骨矯正法はPAOOなどと言われている方法で、矯正期間中の骨の代謝が良くなることを利用した増骨方法です。人工の骨を骨と歯茎の間に入れておくと、徐々に人工の骨がご自身の骨に置き換わっていきます。そのため、厚みが維持されます。
下の前歯の歯茎が下がって、歯の長さが長くなっています。
このお写真の方の様に歯茎が下がってしまっている場合は、矯正治療を行うことで歯茎がさらに下がってしまいます。
当院では、こういったケースの場合増骨矯正法(PAOO)を行うことで、歯茎の下がりを逆に回復させることが可能です。
通常、矯正治療を行なっている病院では増骨矯正法を行っておりませんので、ご存じない方が多いのですが、歯周病治療で骨の再生治療を行なっている先生の中ではそれほど珍しい治療法ではありません。
歯茎を開くと歯の根っこの周りに骨がなく、歯の根っこが骨から飛び出していました。
この様な歯を支える骨が薄いケースは非常に骨が下がりやすくなります。
骨と歯茎の間に人工の骨を入れて歯の根っこの周囲に骨ができる様にします。
歯茎の中の骨の厚みを増したことで、歯茎の位置も従来の位置に回復しています。また、歯の周囲を支える骨の厚みがあると歯茎が将来的に下がりにくいことがわかっています。
歯周病が進行してしまうと、歯が動いてきて噛み合わせが悪くなってきます。噛み合わせが悪いと歯周病はさらに進行しやすくなります。
そのため、歯周病の治療をする際に矯正治療をすることがしばしばあります。
歯周病で歯を支える骨が少なくなってしまった方の矯正治療を行う際には増骨矯正法が必要になります。骨がない状態で矯正治療を行うとさらに骨がなくなってしまう可能性が高いためです。
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分 (東京駅の隣の駅です。)
0120-25-1839
03−3251−3921
~増骨矯正法の注意~
増骨矯正法は保険外診療となります。当院では、上下片側の増骨治療が11万円(税込)かかります。また、別途術後の消毒の費用が1回5千5百円(税込み)かかります。通常4回の消毒をお勧めしております。
増骨治療後に1~2週間ほど腫れや痛みが出る場合があります。また、感染を起こしてしまう場合もあります。感染してしまった場合は間隔を詰めて消毒にお越しいただく場合もあります。
あなたは、差し歯の大きさが大きくて気にされていますか?
差し歯の見た目が長くて気になって笑えないとお悩みの場合治療が可能かもしれません。
差し歯の長さが長くて気にされていませんか?
セラミックでせっかく直したのに歯の長さがちがうので自信を持って笑えない、コンプレックスに成ってしまったなどの不満を持たれている方には朗報です。
差し歯の長さを短くする方法があります。
単なる審美歯科治療ではありません。歯茎の位置を変える歯茎の審美歯科治療です。具体的には、歯茎の再生治療を行って歯茎の位置を左右で揃えます。
前歯が出ている方。口が閉じにくくて口を閉じると下唇がめくれたり、顎に梅干しのように力が入りませんか?
出っ歯の場合、口を閉じると下唇に歯が当たり唇がめくれてしまう事があります。そのため、唇が分厚く見えてしまいます。歯の見た目もそうですが、唇の見た目も悪く見えてしまう原因となります。
こういった場合、矯正治療などで、出っ歯を治す事で、唇の見た目が改善するケースがあります。
今回は、唇の見た目を改善したケースをご紹介いたします。
差し歯の歯茎に黒い金属の粉が入り込んでしまった場合の治療法のご紹介です。
差し歯の歯茎に金属の土台などに使用された金属の粉が歯茎の中に入り込んでしまう場合があります。
こういった場合には、歯茎の移植を伴う歯茎の再生治療にて歯茎の交換をします。
今回は、歯茎の黒ずみを歯茎の再生治療後に取り除いたケースをご紹介いたします。
古い差し歯の歯茎に黒い斑点のような跡が見えます。
金属の粉が歯茎の中に入り込んでしまっていますので、金属の粉を取り除かなくては歯茎の黒ずみを取ることができません。単純に歯茎を取り除くと歯茎がくぼんでしまいます。
こういったケースは、歯茎の再生治療とあわせて歯茎の黒ずみの部分の歯茎の除去を行います。
前歯の差し歯が長いのが気になる場合、ほんの数ミリのちがいが歯の見た目を大きく変えることがあります。
今回は、歯周病で、前歯の歯茎が数ミリ下がってしまって、その歯茎に合わせて差し歯を入れたが長く見えてきになるということで、歯茎の再生治療および審美歯科治療を行ったケースのご紹介です。
治療前の状態
前歯の歯周病が進行して歯茎が下がった状態で差し歯が入っています。
少し長いことと、色が黄色くなったということで、歯茎の再生治療と審美歯科治療を合わせて行いました。
成人の方で、歯列矯正治療(いわゆる矯正治療)を希望される方はなるべく目立たないように。と希望される事が多く、裏側からの矯正治療やマウスピース矯正を希望される方も多くなって来ています.
ただ、抑えた料金で歯並びを並べたいと希望されるのであれば、歯列矯正モニターがお勧めだと思います.当院の通常価格より抑えた料金で行うことが可能です。