差し歯の歯茎は、いろいろな状況で下がってしまいます。数年前に入れたばかりのオールセラミックの差し歯でも、歯茎が下がってしまうことがあります。
今回は、オールセラミックの差し歯の歯茎が下がってしまったケースの治療例をご紹介いいたします。

オールセラミックなどの差し歯を入れた当初は綺麗だったのに、だんだんと歯茎が下がってきてしまって、歯茎の付け根が黒く見えて気になってきてしまった場合の審美歯科治療のご紹介です。
オールセラミックの差し歯の歯茎が下がってしまってきてしまった場合、オールセラミックの適合や厚みが問題ない場合はそのままの状態で歯茎の再生治療を行いますが、オールセラミックの厚みが厚い場合や適合が悪い場合は、歯茎の再生治療と合わせてオールセラミックの再治療を行います。

歯茎の再生治療で、歯茎の厚みを増やした上で位置も回復させた状態でオールセラミックをお作りしています。
歯の長さを正常の長さにもどすことができました。
歯茎の再生治療に関しては下記のリンクページに詳しい内容が書いております。クリックしてご覧ください。
本日のブログまとめ
「オールセラミックの差し歯を入れて数年しか経っていないのに、歯茎が下がってきてしまった……」
「歯と歯茎の境目が黒ずんで、笑うと目立ってしまうのが気になる……」
そんなお悩みを抱えている方は、実はとても多くいらっしゃいます。
オールセラミックの差し歯は自然で美しい見た目を実現する素晴らしい治療法ですが、残念ながら差し歯を入れた後に歯茎が下がってしまうケースもあるのです。
歯茎が下がってしまうと、歯が長く見えたり、差し歯の根元が黒っぽく見えてしまったりと、せっかく美しくした口元の印象が損なわれてしまいます。
差し歯の歯茎が下がってしまう主な原因とは?
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年齢による歯茎の自然な退縮
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歯周病が進行してしまった場合
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もともと歯茎が薄い状態で差し歯を入れてしまった
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噛み合わせが悪く、差し歯に強い負担がかかっている
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歯磨きの力が強すぎて、歯茎を傷つけてしまった
これらの原因により、一度美しく整えた差し歯の歯茎も徐々に下がってしまうことがあります。
歯茎が下がったオールセラミックの治療方法とは?
神田ふくしま歯科では、歯茎が下がってしまったオールセラミックの差し歯を再び美しく整えるために、次のような治療法をご提案しています。
✅ 歯茎の再生治療
下がってしまった歯茎を元の位置に再生させ、歯と歯茎の自然な境目を取り戻します。
✅ 歯茎の厚みを増やす治療
再び歯茎が下がらないように、歯茎の厚みを移植などの方法で補強します。
✅ 噛み合わせの調整
差し歯に余計な負担がかからないよう、噛み合わせをしっかりと調整します。
✅ セラミックの再作成・調整
歯茎の位置や状態に合わせてセラミックの形を再調整、または新たに作り直します。
実際の治療例をご紹介しています
神田ふくしま歯科では、実際にオールセラミックの歯茎が下がってしまった方が、再び美しい歯茎と自然な口元を取り戻した症例を数多くご紹介しています。
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どのような理由で歯茎が下がってしまったのか?
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歯茎の再生治療によって、どのように美しく回復したのか?
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治療後の仕上がりはどれほど自然に整ったのか?
これらの詳細な症例をご覧いただきたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
無料カウンセリングお問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口(モンダミン口)より徒歩1分(東京駅の隣の駅です。)
03−3251−3921
0120-25-1839
~歯茎の再生治療と審美歯科治療の注意~
お写真を見ていただいてわかるように回復した歯茎が剥がれてしまっているということはありません。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。
お写真では、上前歯2本の歯茎の再生治療と合わせてオールセラミック 1本の治療を行っております。
歯茎の再生治療は保険外診療となります。歯茎の再生治療1〜3本で7万7千円(税込み)オールセラミック 1本で9万9千円(税込み)かかります。
歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
リスク
外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。
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