インプラントオーバーデンチャー その2

インプラントを支えにした入れ歯の治療例の紹介です。

歯周病が重症になるまで進行してしまった後に歯を抜くと、あごの骨が少なくなってしまっているために、そのあとに作成する入れ歯が安定しない、治療が難しい入れ歯の状態になってしまっている場合が良くあります。

この症例では、患者さんの歯周病が進行し、大きな炎症のために、下の左あごの骨が大幅に吸収されてしまっていました。この影響で、入れ歯を作製する際に困難が発生し、さらに入れ歯が噛む力に耐えられず動いてしまう問題が発生していました。また、硬い物が入歯の下に挟まり、不快感や痛みを感じることもよくありました。

合わない入れ歯を使用し続けているとさらに骨の吸収が進行して噛めない入れ歯になってしまいます。

そこで、解決策として下顎に2本のインプラントを埋め込み、新たにインプラントオーバーデンチャーを作成しました。この治療によって、入れ歯は以前に比べて大幅に安定し、患者さんはより快適に日常生活を過ごすことこの症例は、インプラントを使用した口腔治療が、従来の入れ歯の不安定さを解消し、生活の質を向上させることができるという点で、その有効性の良い例ですとなっております。


インプラントオーバーデンチャーの治療例2

インプラントオーバーデンチャーの治療例 
インプラントオーバーデンチャーの治療例 


本日のブログまとめ


インプラントを支えにした入れ歯治療の症例紹介

歯周病が進行して重症化した場合、歯を抜いた後に 顎の骨が減少 してしまい、その結果、入れ歯が安定せず、治療が難しくなるケースがよく見られます。以下は、インプラントを活用して入れ歯を改善した症例をご紹介します。

症例の背景

この患者さんは、進行した歯周病と大きな炎症によって 下顎左側の骨が大幅に吸収 されていました。この状態では、入れ歯の安定が難しく、以下の問題が生じていました:

  • 入れ歯が噛む力に耐えきれず、動いてしまう
  • 硬い食べ物が入れ歯の下に挟まり、不快感や痛みが発生
  • 合わない入れ歯の使用によるさらなる骨の吸収

治療内容

患者さんの悩みを解決するため、下顎に2本のインプラントを埋め込み、新たに インプラントオーバーデンチャー を作製しました。この治療法により、以下の改善が得られました:

  • 入れ歯の安定性が向上し、噛む力に耐えられるようになった
  • 入れ歯が動かないため、不快感や痛みが軽減
  • 安定した入れ歯によって生活の質が大幅に向上

治療の有効性

この症例は、インプラントを使用した治療が従来の入れ歯の不安定さを解消し、患者さんの生活の質を向上させる効果的な手段であることを示しています。

 

神田ふくしま歯科では経験豊富なドクターが無料カウンセリングを実施しておりますので、入れ歯やインプラント治療についてお悩みの方はお気軽にご相談ください!


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〜インプラントオーバーデンチャーの注意 料金やリスクのご説明〜

 

インプラントオーバーデンチャーは保険外診療となります。インプラントは、1本11万円(税込み)かかります。通常、総入れ歯の場合2本〜4本のインプラントを使用ます。また、インプラントと入れ歯を接続する部分の費用が1本5万5千円(税込み)かかります。

 

また、合わせて金属床の入れ歯を作成する場合は保険外診療となります。金属や大きさによって料金が変わります。総入れ歯の場合、33万円~(税込み)となります。部分入れ歯の場合は歯の残っている位置によって料金が変わりますので、ご相談ください。

 

インプラント治療のリスクもあります。インプラント治療は外科的な治療となります。術後のお痛みや腫れ、出血などが起こる可能性があります。術後は血圧の上がるような運動などは控えていただいております。また、術後感染の予防に抗生剤を飲んでいただく必要があります。