歯を抜く一番の原因となるのは、歯周病です。
平均的に60歳以上の方で5本ほど歯を抜いています。
歯周病でお悩みの方の多くは歯を抜くと言われたことがあるのかと思います。
歯周病は年とともに進行するので、年だからしょうがないと思っていませんか?
口臭、歯槽膿漏、歯茎の炎症、歯の膿などの問題はありませんか?
歯周病は治ります。
それは、歯周病が細菌の感染によっておこるものだらか、細菌をしっかりと取り除き、再度増殖しないようにすれば良いのです。
ただ、進行してしまった歯周病をしっかりと治療し、再発しないように治療するためには、ただ歯石を取るだけではいけません。完全に歯石を取ること、そして細菌の増殖する環境となる歯周ポケットをなくすことが必要になります。
そのための方法として、歯周外科、歯の固定、矯正、インプラントが必要になる場合もあります。
しっかりと長持ちする治療をご希望のかたは、まず無料カウンセリングにお越しください。
歯周病は重度になると治療期間がかかります。
お忙しい方や、遠くからお越しの方などいろいろご事情がおありと思います。あなたに合った治療プランを立てる必要があります。
途中で終わると、またいっそう悪くなってしまうので、無理のない治療プランを立てる必要があります。
歯周病のメンテナンスを歯科医院で行っている方は年々増えているようです。ただ、しっかりとメンテナンスできているかどうかは疑問です。メンテナンスでは、定期的にレントゲンの撮影と歯周病のポケット検査が必要です。
写真の患者様もかかりつけの医院があり、メンテナンスをされていたということですが、歯ぐきの中にとても大きな歯石が残っており、また全体的に歯周病が重度に進行していました。
歯周病の治療は歯茎の中の歯石をしっかりと取り除き、長期的には歯茎の中に歯石が付着してないか確認してもし万が一歯石があれば取り除くことが必要です。
写真のように、インプラントの専門の医院でインプラントの治療はしたけど、歯周病の治療をしていないという方は、お早めに歯周病の治療をされる事をお勧めします.
例えばこの方の場合、かなり重度の歯周病のため、周囲のインプラントの歯茎が腫れた感じに下がってきてしまっています.
また、噛み合わせも悪くなっていますので、インプラントや歯に負担がかかってしまっています.
まずは、歯周病の治療を行い、歯茎を引き締めていきます.
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分
0120-25-1839
03−3251−3921
歯周病治療の問題点に関してそれぞれのトピックスに分けて紹介いたします。リンクをクリックしてご覧ください。
歯周病治療はまず、歯ブラシの使い方を正しく使用できるようになっていただく所から始めます.歯茎が腫れていると歯石を取るのに大量に出血してしまい歯石が上手く取れません。まずは歯ブラシをしっかりできるようになる事が、今後の歯周病治療の成果に影響します.
歯を支える顎の骨が吸収してしまっている方の場合は、写真のように炎症が引くと、歯茎が下がり、歯と歯の間に隙間ができてきます.顎の骨の吸収が重度な場合はさらに下がってしまう事もあります.
歯の根っこと根っこの間の距離が無い場合、歯周病の進行が進みやすく、進行すると再生治療などの外科処置が困難となります.
そのため、歯並びが重なっている場合は、矯正治療を行い歯と歯の間の距離ができてから歯周外科治療を行う場合もあります.
歯周病は通常はお痛みが出にくい病気です。自覚症状が無い分重度に進行するまで放置される傾向があります。
歯茎の中の方がうずく場合,また、歯石を取った後に歯茎の中が痛む場合は特に重度の歯周病の場合に多く起きます。歯茎の中の方から痛みが続くケースでは、歯茎の中の歯石をしっかりと取り除き、炎症を抑えるとお痛みは解消するケースがほとんどです。
歯周病の痛みのページ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分 (東京駅の隣の駅です.)
0120−25−1839
03−3251−3921
どんどん歯が悪くなって、歯を抜いて入れ歯になってしまいましたが、しっかりと安定した歯にしたいという方へ。
インプラント治療をするにしても、インプラントだらけのお口の中だと掃除も難しいでしょうし,将来的にすべてのインプラントが問題なく経過するわけではないでしょうから、リペアや修理が大変になってしまいます.
そこでおすすめのインプラント治療ですが、インプラントオーバーデンチャーと言う方法です.歯の無い本数が多くて総入れ歯に近いような方も2〜4本のインプラントを入れる事で入れ歯を固定します.
通常の入れ歯とちがい、金属のワイヤーなどが見えないですし、小さな入れ歯となります.構造が単純なのでお掃除も楽です.
また、インプラントオーバーデンチャーの一番の利点はインプラント治療の費用をやすく抑える事が出来る事だと思います.
歯の抜けた本数の多い方のインプラント治療は、歯を抜けた本数分のインプラントが必要なため、どうしても高額になってしまいます。また、インプラント部分は形が複雑な場合があり、お掃除が大変になってしまったりしてだめになってしまったりすることもあり、何かと大変です。
特にこれから10年20年とインプラントで生活していくとなると、インプラントの周りのお掃除をご自身でするのがどんどん難しくなっていく現在60歳以上の方は、将来、介護などになった場合、他人の手でメンテナンスをされることも考えていかなくてはいけないかもしれません。インプラントを沢山入れて何本かに炎症を起こしてしまったら、高齢の場合、炎症を引かせるのが難しいです。また、被せ物を外したり、被せ物を切り取ったり、また何本もインプラントを打ち直したりしなくてはいけない場合も出てくるかもしれません。
そこで、お勧めなのが、インプラントオーバーデンチャーという方法です。この方法では、インプラントの本数は総入れ歯の方で、2~4本入れればよいですので費用が抑えられます。また、お掃除も入れ歯を外してインプラントの上の部分だけ磨けばいいので、たとえ寝たきりになってもお掃除を簡単にしてもらうことがでできます。掃除が簡単なのでインプラントが歯周病にかかる可能性も減ります。
取り外すのが絶対だめという方はインプラントのブリッジ方式となります。基本的に入れ歯をしっかりと咬めるようにするものです。
お値段がお得で、インプラントのブリッジといって固定式で取り外せないものの半額以下になります。
まとめますと
長所 お掃除が簡単で歯周病になりにくい
お値段が、ブリッジに比べて安い
歯茎の吸収が大きくても骨を作らなくても済む
インプラントのない入れ歯より小さい形にできる
短所 入れ歯です
インプラントをする前に一度ご検討されてはいかがでしょうか?
90歳の方です。あごの骨の吸収が大きく入れ歯では大好きなお肉を食べれなくなっていました。前歯にインプラントを入れることで、大概のものは食べれます。
また、お掃除も簡単です。
3か月に一回のメンテナンスにお越しいただいています。
下の前歯の裏側の歯茎が薄く感じていませんか?
歯茎が薄いと感じる方は、さまざまな場所で歯茎が下がりやすくなる傾向があります。特に下の前歯の裏側の歯茎が下がってしまい、お悩みの方も少なくありません。
下の前歯は、顎の骨がとても薄い部分に位置しているため、表側も裏側も歯茎が下がりやすい特徴があります。さらに、歯茎が薄い方や矯正治療を経験された方の場合、歯の根っこが顎の骨から飛び出してしまうケースもあります。これは、矯正治療で歯を移動させた際に、顎の骨の範囲を超えて歯の根っこが動いてしまうことが原因となる場合があります。
歯茎が下がると、歯が長く見えるだけでなく、歯の根が露出し、知覚過敏や歯周病のリスクが高まることがあります。また、見た目の問題だけでなく、歯の寿命にも影響を与えることがあるため、早めの対策が重要です。
歯茎が下がっている場合や歯茎が薄いことに不安を感じる方には、まず歯科医師による診断を受けることをおすすめします。歯茎の再生治療や、歯茎を保護する治療を行うことで、歯茎の健康を回復し、将来的なリスクを軽減できる場合があります。
もし「自分の歯茎が薄いかも」「矯正治療の影響が気になる」という方は、ぜひ無料カウンセリングにお越しください。専門の歯科医師が丁寧にお口の状態を確認し、最適な治療プランをご提案いたします。歯茎の健康を守りながら、安心して笑顔を楽しめるようサポートいたします!
お写真は下の前歯の裏側の歯茎です。この部分もお口の中で歯茎が薄い場合が多い場所です。
歯茎が非常に薄いのがわかります。歯ブラシによって歯茎が一部削れてしまっているようです。今後歯茎がさらに下がってしまうと歯茎の再生治療が難しいので、歯茎の回復と今後の歯茎が下がるのを予防するために歯茎の再生治療を行いました。
歯茎が厚くなったのがわかりますか?
歯茎の移植を伴う再生治療を行うことによって、下の前歯の裏側の歯茎の厚みが増し、歯を覆うように歯茎が増えています。(下の前歯の裏側の歯茎の再生治療は、血管の位置などによって処置ができない場合があります。処置前に場合によってはCTを撮影して確認する必要がある場合があります。)
歯茎の厚みが増すことで将来的に歯茎が下がりにくくなります。
歯茎の再生治療に関しましては、下記のリンクページに詳しい内容を記載させていただいております。クリックしてご覧ください。
歯茎の再生治療のページ
虫歯になりやすい場所ってご存知でしょうか?
歯と歯の間、かむ面の溝の中、歯の根っこが虫歯になりやすい場所です。ほとんどの方の虫歯は、この3点に集中しています。
今回は、歯茎が下がってしまった歯の根っこの虫歯についてご説明します。
歯茎が下がってしまった部分は、セメント質と言って、歯の成分が酸に弱い部分です。
そのため、歯茎が下がってしまった部分は、削れてえぐれたようになってしまったり、変色して黒くなってしまったり、詰め物を詰めても接着剤が外れて内部から虫歯になってしまったりします。
知覚過敏などが起きやすい部分ですので、レジンという光で固める材質で露出した根っこの虫歯を覆う方法が一般的に行われています。レジンは長く持つものでもないですし、見た目も悪くなってしまいます。
そのため、当院では、歯茎が下がってしまった場合は、詰め物をするのではなく、最初の状態に戻すために歯茎の再生治療を行うことを進めしております。
お写真では、歯茎が下がって歯の根が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。また、露出した歯の根っこは虫歯になりやすいことが知られています。
歯茎の再生治療および、セラミック治療は保険外診療となります。歯茎の再生治療1〜3本の再生で7万7千円(税込)かかります。
また、歯茎の再生治療はリスクもあります。外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。症例数をなるべくたくさん掲載しておりますので、いろいろなケースをご覧ください。
外科処置をする際には、飲んでいるお薬を改めて確認させていただきます。
ただ、治療期間が長くなり、途中から飲み始めた場合はわかりにくくなってしまいます。お薬が変わったり、新しいお薬を飲み始めた場合はすぐにお伝えください。
少し前までは、ワルファリンやアスピリンを服用されている方の歯を抜く場合やインプラントなどの外科処置をする場合は、休薬と言って薬を飲むのを中断することが多かったのですが、休薬中に血栓症が起きてしまうことがあるので、現在では休薬について考えなおされてきています。
「循環器疾患における抗凝固・抗血小板療法に関するガイドライン」(2009年改訂)によると、
1.至適治療域にPT-INRをコントロールした上での,ワルファリン内服継続下での抜歯.
2.抗血小板薬の内服継続下での抜歯.
は有益、有効という意見が多いものとされています。
ただ、これだけで判断せずにしっかりと処置前にかかりつけの先生に対診を行うことが安全と思います。
もちろん出血しやすい状態での処置になりますので、止血方法は何重にも用意して処置を行うことになります。
手術後のメインテナンスについて
神田ふくしま歯科では歯茎や骨の再生治療・歯周外科治療といった様々な手術を行っております。
これらの手術を行うことで、歯茎の形を改善し、骨の量を増やし、歯茎の中の歯石を除去することができます。
しかし残念ながら、
「手術を受ければ、気になるところがあっという間に治る」 というわけではありません。
手術後のケアがかなり重要になります!!
・手術後のメインテナンス:SPT
手術は患者さんにとって負担の大きいものですから、手術の回数はなるべく抑えることが理想です。
しかし歯周病が中等度以上に進行したケースでは、歯茎のなかに大量の病原菌が存在しているため
完全な治癒が難しいことがあります。一度治癒しても突然悪化してしまい、再手術が必要となる場合もあります。
そのため手術後、手術部位を悪化させないためのメインテナンスが必要になります。
近年、国内外の歯周病学会にて手術後のメインテナンスは重視されています。
そのため通常のメインテナンスと異なる、術後のメインテナンスのことを
「サポーティブペリオドンタルセラピー(Supportive Periodontal Therapy)」と呼び、「SPT」と略しています。
また日本歯周病学会ではSPTの定義を
「歯周基本治療、歯周外科治療、修復・補綴治療により症状安定となった歯周組織を維持するための治療」
と定めています。
(日本歯周病学会, 歯周病の診断と治療の指針、2007)
・SPTの流れ
SPTの具体的な方法は医院により多少差がありますが、本院では以下のようなSPTを行っています。
①手術終了 1週間~4週間
週1回の頻度で患者さんに来院していただき、手術部位の経過を確認します。
この期間の設定は「通常手術後の創傷治癒には4週間以上の期間を有する」という科学的データに
基づいて行っています。
確認後、手術部位に刺激を与えないよう注意しながら、手術部位の歯垢(プラーク)除去・消毒をします。
(手術後1ヶ月間、刺激を避けるため患者さんには手術部位のブラッシングを止めていただいています。)
②手術終了 4週間~6週間
手術から4週間以上経過すると、ほとんどの方は歯茎の見た目が元通りになっています。
しかし歯茎の内側では歯茎や骨の再生が続いており、歯茎への強い刺激は再生の障害となります。
そのため「手術後の特別な歯ブラシ」としてスーパーソフトの歯ブラシを差し上げています。
この歯ブラシで歯茎を触らないよう、歯を撫でるように磨いていただくようご説明します。
③手術終了 6週間~
手術部位の経過を確認後、通常の歯ブラシでのブラッシングに移行していただきます。
この時期になると歯茎も安定するので、今後は「手術部位の後戻りを防ぐケア」を行っていきます。
ケアの内容はスケーリング・歯面研磨・フッ素塗布など、通常のメインテナンスと同様のものになります。
6週間目以降は手術内容により経過観察の期間が異なります。
歯茎の再生手術なら2~6ヶ月間、骨再生手術なら約12ヶ月間、インプラント手術で約6ヶ月間となり、
1ヶ月に1度の間隔を目安に来院していただきます。
・費用・時間について
SPTのご予約時間は30分を目安にお取りしています。費用は1回につき5,000円(税別)頂戴しております。
歯周病のページ
お問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
0120−25−1839
03−3251−3921
【手術後のメインテナンス(SPT)について詳しくご説明します】
神田ふくしま歯科では、歯茎や骨の再生治療、歯周外科治療などさまざまな手術を行っています。これらの手術は歯茎の形を整えたり、骨を増やしたり、歯茎の中の歯石を取り除く効果があります。しかし手術を行ったからといってすぐに完全に治るわけではありません。
手術後のケアが非常に重要です!
【SPT(手術後の特別なメインテナンス)とは?】 手術は患者様にとって身体的にも心理的にも負担が大きいため、できる限り手術の回数を抑えるのが理想的です。しかし中程度以上の歯周病の場合、歯茎の内部に病原菌が多く残るため、一度良くなっても再び悪化することがあります。そのため、術後のメインテナンスが重要となります。
国内外の歯周病学会では、術後の特別なメインテナンスを「サポーティブ・ペリオドンタル・セラピー(SPT)」と呼び、非常に重要視しています。日本歯周病学会でも、「SPTとは歯周基本治療、歯周外科治療、修復・補綴治療により安定した歯周組織を維持するための治療」と定義しています(日本歯周病学会, 歯周病の診断と治療の指針, 2007)。
【神田ふくしま歯科のSPTの流れ】
①手術終了後~4週間まで 手術後は週に1回ご来院いただき、手術部位の状態を丁寧に確認します。この期間は創傷治癒に最低4週間かかるという医学的データに基づいています。この間、手術部位への刺激を避けるため、患者様には手術部位のブラッシングを控えていただき、クリニックで歯垢の除去や消毒を行います。
②手術終了後4週間~6週間 手術から約1ヶ月が経つと、見た目上は元通りになっていますが、歯茎や骨の内部では再生が続いています。この時期の歯茎はまだ敏感ですので、特別に柔らかい「スーパーソフト歯ブラシ」をお渡しします。歯茎を刺激せず、歯の表面を軽くなでるようなブラッシングを行っていただきます。
③手術終了後6週間以降 6週間経つと歯茎が安定し、通常の歯ブラシでのブラッシングが可能となります。この時期からは通常のメインテナンス(スケーリング、歯面研磨、フッ素塗布など)を行い、手術した歯茎や骨が元に戻らないようケアを継続します。
経過観察の期間は手術の内容によって異なります。 ・歯茎再生手術の場合:2~6ヶ月 ・骨再生手術の場合:約12ヶ月 ・インプラント手術の場合:約6ヶ月
1ヶ月に1度のペースで定期的にご来院いただきます。
【費用・所要時間】 SPTの所要時間は1回約30分、費用は1回あたり5,000円(税別)です。
神田ふくしま歯科では、経験豊富なドクターが無料カウンセリングを行っています。手術後のケアやSPTについてご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
無料カウンセリングお問い合わせ
神田ふくしま歯科
0120−25−1839
03−3251−3921
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口(モンダミン口)より徒歩1分 東京駅の隣の駅です。
まずは上下のお写真をご覧ください。
ご自身が50歳になった時2枚を比較して、どっちのお写真の状態が良いでしょうか?
多くの方は歯周病にかかってしまっていることが厚生労働省の患者調査でも報告されています。この調査では、歯周病の治療をされている方が300万人以上と報告されています。
差し歯を入れた方も歯周病にかかってしまいます。見た目も改善したいという場合は、歯周病治療と、審美歯科治療を合わせて行う必要があります。
歯周病治療前
歯周病と審美歯科治療後
インプラントを入れた歯の歯茎が下がってきたとお悩みの方へ。
前歯にインプラントを入れられる方も近年増えてきました。30年も前は前歯にインラプントを入れるのは避けられていたのですが、比較的審美的に前歯のインプラント治療が可能になったということで、前歯にインプラントを使用されることが増えた理由です。
ただ、時に前歯のインプラントは審美的な問題を起こしてしまうことがあります。
表題のように、歯茎が下がってしまってインプラントの土台が露出してしまうようなことがしばしば起こってしまいます。
今回は、インプラントの歯茎が下がってしまった場合に行う治療のご紹介をいたします。
お写真では、前歯の歯茎がさがってしまって、歯茎の中から黒い部分が見えているのがわかります。
お写真左側は神経の無いご自身の歯のブリッジの差し歯で、右側2本はインプラントが入っていました。インプラント部分の差し歯の上に見える黒い部分はインプラントの土台でアバットメントと言われる部分です。
歯茎が下がってしまったっために、黒い部分が歯茎の外に露出してしまった上、歯茎の薄い部分では歯茎の中のインプラントの黒ずみが透けて見えてしまっています。
こういったケースの審美的な回復は困難なことが多く、この方もインプラントを行なった歯科医院で治療ができないと言われて当院にご来院されました。
検査の結果、インプラントの土台(アバットメント)および差し歯の交換と歯茎の移植を伴う再生治療を行うことで見た目を審美的に回復する計画を立てました。
インプラントおよび天然の歯の歯茎を再生することで、下がってしまった歯茎を回復させ、歯茎の中から透けて見えていた歯茎の黒ずみがほぼ気にならない状態となりました。また、歯茎の位置もかなり審美的に回復させることができました。
オールセラミック を使用することで、ほぼ左右で歯の長さが揃い、歯の厚みを薄く・小さくすることができました。
麻酔に関してお痛みが少ないように行っています.あまりお痛みを感じられない方が多いですので、リラックスして麻酔を受けられると良いと思います.緊張してしまう方もほとんど感じない程度の感覚ですのでご安心ください.
お問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F
03−3251−3921
静脈内鎮静法の注意
静脈内鎮静法は保険外診療となります。麻酔の先生の派遣を依頼していることもあり、当院では1回6万円(税別)かかります。
神田ふくしま歯科では、麻酔の際に患者様が感じる痛みを最小限に抑えるため、さまざまな工夫をしています。
具体的には、まず注射針を刺す前に歯茎に塗るタイプの表面麻酔を使用します。これにより、針を刺すときのチクッとした痛みを和らげることができます。
次に、非常に細い「33G」という針を使用して注射を行います。この細さは蚊に刺された程度の痛みしか感じないほどで、実際には気づかない患者様も多くいらっしゃいます。
さらに、麻酔液は専用のカートリッジウォーマーで体温に近く温めています。冷たい液体を注入するときに起きる痛みを防ぎ、より快適に麻酔を受けていただくことができます。
また、電動のシリンジ(注射器)を使用して、麻酔液をゆっくりと一定の速度で注入します。これにより麻酔液が入る時の圧迫感や痛みを抑えることができます。もし少しでも痛みや違和感がある場合は、時間をおいて麻酔を追加します。
治療中は、少しでも気になることがあれば手を挙げてお知らせいただければ、すぐに対応してお話を伺います。安心して治療を受けていただけるよう、患者様のペースに合わせて麻酔を進めております。
神田ふくしま歯科では、経験豊富なドクターが無料カウンセリングを行っています。麻酔に対して不安がある方や歯科治療に緊張してしまう方も、ぜひお気軽にご相談ください。
審美歯科治療では歯の長さを短くすることができるようになってきています。
歯の形や大きさを変えることができることはもうご存じでしょうか?長くなってしまった歯の長さを短くしたい時や、差し歯の長さを左右で揃えたい時。そんな時は歯茎の審美歯科で改善できることが多いです。
歯の大きさは見た目に大きく影響します。
前歯の大きさのバランスをほんの少し変えるだけで、歯のイメージが大きく変わってきます。
歯茎の再生治療に関して詳しく知りたい方は下記のリンクページをクリックしてご覧ください。
歯の表面についてしまった渋は歯ブラシでは取れないということをご存知でしょうか?
歯の渋は(歯科ではステインと言われています)、間接照明などではわかりにくいのですが、蛍光灯や自然光の下ではわかりやすいものですので、日中目立ってしまっているかもしれません。
ただ、慌てて歯の渋を取ろうとするのはお勧めできません。歯の渋は結構強力に歯についてしまっています。無理に取ろうとすると歯や歯茎を傷付けてしまうかもしれません。
歯に渋がついてしまった場合は、歯科医院でクリーニングを受けられることをお勧めしております。特に渋自体は問題ではありませんが、汚れが付着しているためお掃除の目安になる時期だと思ってください。
毎日、歯ブラシをしていないと言う方は少ないでしょうが、歯を完全に磨けていると言う方も少数です。
ご自身の歯ブラシだけでは歯並びの悪いところや歯と歯の間,歯と歯茎の付け根は歯ブラシの難しい部分ですぐに汚れがたまってしまいます。お写真では1本前に出ている歯の裏側に渋が大量に付着してしまっています。
虫歯や歯周病が発生するのは歯ブラシのしにくい部位から起こります。そのため,ご自身での歯ブラシに加えて、定期的に汚れのたまりやすい部分のお掃除を歯科医院でする事で虫歯や歯周病を予防する事になります。
歯のメンテナンスやクリーニングに関しましては下記のリンクページに詳しい内容を記載させていただいております。クリックしてご覧ください。
歯のメンテナンス、クリーニングの詳しいページ
歯の表面についた渋(歯科用語では「ステイン」と呼ばれています)が歯ブラシだけでは取れないことをご存知でしょうか?
渋はコーヒーやお茶、ワイン、タバコなどが原因となり、歯の表面に強力に付着してしまう汚れの一種です。間接照明などでは目立ちにくいですが、蛍光灯や自然光の下でははっきりと目立ちます。自分では気付かなくても、日中の明るい環境では他人から見ると目立っているかもしれません。
渋が気になるからといって、慌てて強く歯ブラシでこすったり、市販の研磨剤入りの歯磨き粉で無理に取り除こうとするのは避けてください。無理に落とそうとすると、歯の表面のエナメル質が傷ついたり、歯茎を傷めてしまったりするリスクがあります。
このような渋やステインが気になった場合は、歯科医院で専門的なクリーニングを受けることをお勧めします。歯科医院では専用の機器や研磨剤を用いて、歯や歯茎に負担をかけず安全にステインを落とすことができます。また、渋自体は深刻な問題ではありませんが、汚れが溜まったサインでもあるため、クリーニングのタイミングの目安として考えると良いでしょう。
神田ふくしま歯科では、経験豊富なドクターが無料カウンセリングを行っています。歯の渋やステインでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
矯正治療をお考えの成人の方はお気を付けください。
成人の方の矯正治療を行う場合、特に30歳以上の方は、体の免疫力が弱まり歯周病が発生してしまっていることが多いため、歯周病の検査をしっかりと行ってください。
例えばお写真の歯のように歯茎が下がってしまっている場合に矯正治療を行うことは非常に歯周病の進行するリスクがあるとお考えください。
このような状態の歯茎では、歯並びは並んでも歯茎の下がりがひどくなってしまう可能性が高くなります。歯周病の処置をしてから矯正治療を行う必要があります。この場合は、あごの骨を増やすことと歯茎を再生させることが必要になります。
歯茎の再生治療についての詳しいページをご覧になりたい方は下記のリンクページをクリックしてご覧ください。
歯茎の再生治療のページ
~歯茎の再生治療の注意~
歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。
歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。歯周病が進行したケースなど歯を支える骨の吸収したケースでは、歯茎が回復しない場合もあります。
リスク
外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。
歯周病が進行した場合、歯が揺れてしまうことはご存知でしょうか?歯を支える骨が歯周病で少なくなると歯が揺れてしまうことがあります。
揺れてしまっている歯ならすべてを揺れなくするために固定するわけではありませんが、噛み合わせや歯周病の炎症を抑えた上でまだ揺れている場合は歯を固定する必要があります。
通常の噛む力で歯が揺れるようでしたら、歯にとっては常にダメージを負っていることになります。また、歯の周囲の組織は歯が揺れることで回復しなくなってしまいます。
歯の固定方法はいろいろあります。歯の揺れを抑えることができる方法を選択する必要があります。
今回は、揺れてしまっている歯の固定方法をご紹介いたします。
下の前歯が揺れてしまうので、ワイヤーで固定した状態。お写真では4本の歯をつないでいますが、場合によっては6本、あるいは歯を削って差し歯でつなげる場合もあります。
歯の固定に関しましては、歯周病のページも合わせてご覧ください。
歯の固定に関するページ
歯周病治療をお考えの方は、ただいま無料カウンセリングを行っておりますのでご利用ください。
無料カウンセリングは御予約制とさせていただいております。フリーダイヤルにお電話いただいて、お電話がつながりましたら無料カウンセリングのご予約を取りたいとお伝えください。(営業時間内の受付となります。)
無料カウンセリングお問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分
0120−25−1839
インビザラインなど、矯正治療を行った後に歯茎が下がってしまう事がしばしばあります。歯の長さが長くなってしまいますので、わかるのかと思いますが、本来歯茎の中に収まっているはずの歯の根っこの部分が歯茎の外に見える様になってしまっています。
歯茎が下がってしまった場合は、そのまま経過を見る様に言う歯科医師の先生も大勢いらっしゃいますが、歯茎が下がり続けると、歯を支える骨も無くなってしまいます。歯茎の下がりやすい方や、歯茎の下がりやすい状態の方は、なるべく早めに歯茎の再生治療を行うことをお勧めしております。
今回は、歯茎の再生治療によって、歯茎の位置を回復し、歯茎の厚みを増すことで歯茎が下がりにくい様に歯茎の質を改善したケースをご紹介いたします。
下の歯の歯茎が薄く、全体的に3〜4ミリ以上歯茎が下がってしまっています。
お写真の様に歯茎が薄い方は、今後も歯茎が下がり続けると予想されますので、早めに歯茎の回復と歯茎の退縮予防のために歯茎の厚みを増すことをお勧めしております。
今回は、2回に分けて全体的に歯茎の移植を伴う再生治療を行いました。
歯茎の再生治療の注意
お写真を見ていただいてわかるように歯茎が回復しております。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。お写真では、画面下の前歯6本の再生治療を行っております。
歯茎が下がって歯の根が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
歯茎の再生治療および、セラミック治療は保険外診療となります。このケースでは、歯茎の再生治療15万4千円(税込)かかります。
また、歯茎の再生治療はリスクもあります。外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。また、術後に腫れや痛みが出ることがあります。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。症例数をなるべくたくさん掲載しておりますので、いろいろなケースをご覧ください。
前歯のセラミック治療ですが、歯が大きいとか、歯並びが悪いとかいろいろ気になってしまうことがありませんか?
歯茎の再生治療は、歯茎の位置を整えることができるためにオールセラミックの差し歯を並んだように見せることができます。
治療前の状態。上の前歯6本の長さが長いことと、歯並びが気になってご来院されました。
歯茎の位置が左右で上下にデコボコしてしまっているために、並んでないように見えます。また、下がった歯茎の位置に合わせてオールセラミックを作成しているため歯の長さが平均より長くなってしまっています。
歯茎の再生治療を行った後にオールセラミク治療をした後の状態。
歯茎のラインがほぼそろい、前歯2本の大きさも平均的な10ミリの長さに作ることができました。
このケースのように審美歯科治療と歯茎の再生治療を合わせて行うことで、歯の見た目を改善することが可能な場合があります。
歯が折れてしまった!という場合、歯を抜かなくてはいけないのか?とお考えになることかと思います。歯を抜いてしまう前に歯を残す方法をご検討ください。
歯の根っこが折れてしまった場合、歯を残せない場合も多いのですが,場合によっては歯を残して保存する事が出来る事があります.歯の折れた位置や感染の状況によっては、歯を残せるかもしれません。
また、抜歯をした方が良い場合、歯を残した方が良い場合の判断の基準をご説明いたします.
神経を抜いた歯が割れてしまう事があります.
このケースでは歯が真横に割れてしまっているだけでなく立てにも真っ二つに割れてしまって周りの歯を支えている骨が吸収してしまっています.
このケースのように、咬むと痛みがある上、ヒビにそって感染してしまい膿が出てきてしまっている場合は歯を残して感染をなくす事が難しい場合が多いと感じます。
このようになってしまうと周囲の健康な歯の周囲の骨を吸収してしまう事もあり、歯を保存しない方が周囲の歯のために良い場合があります。
歯のひびに関しましては下記のリンクページに詳しい内容を記載させて頂いておりますクリックしてご覧ください.
歯のひびについてのページ