歯を抜く一番の原因となるのは、歯周病です。
平均的に60歳以上の方で5本ほど歯を抜いています。
歯周病でお悩みの方の多くは歯を抜くと言われたことがあるのかと思います。
歯周病は年とともに進行するので、年だからしょうがないと思っていませんか?
口臭、歯槽膿漏、歯茎の炎症、歯の膿などの問題はありませんか?
歯周病は治ります。
それは、歯周病が細菌の感染によっておこるものだらか、細菌をしっかりと取り除き、再度増殖しないようにすれば良いのです。
ただ、進行してしまった歯周病をしっかりと治療し、再発しないように治療するためには、ただ歯石を取るだけではいけません。完全に歯石を取ること、そして細菌の増殖する環境となる歯周ポケットをなくすことが必要になります。
そのための方法として、歯周外科、歯の固定、矯正、インプラントが必要になる場合もあります。
しっかりと長持ちする治療をご希望のかたは、まず無料カウンセリングにお越しください。
歯周病は重度になると治療期間がかかります。
お忙しい方や、遠くからお越しの方などいろいろご事情がおありと思います。あなたに合った治療プランを立てる必要があります。
途中で終わると、またいっそう悪くなってしまうので、無理のない治療プランを立てる必要があります。
歯周病のメンテナンスを歯科医院で行っている方は年々増えているようです。ただ、しっかりとメンテナンスできているかどうかは疑問です。メンテナンスでは、定期的にレントゲンの撮影と歯周病のポケット検査が必要です。
写真の患者様もかかりつけの医院があり、メンテナンスをされていたということですが、歯ぐきの中にとても大きな歯石が残っており、また全体的に歯周病が重度に進行していました。
歯周病の治療は歯茎の中の歯石をしっかりと取り除き、長期的には歯茎の中に歯石が付着してないか確認してもし万が一歯石があれば取り除くことが必要です。
写真のように、インプラントの専門の医院でインプラントの治療はしたけど、歯周病の治療をしていないという方は、お早めに歯周病の治療をされる事をお勧めします.
例えばこの方の場合、かなり重度の歯周病のため、周囲のインプラントの歯茎が腫れた感じに下がってきてしまっています.
また、噛み合わせも悪くなっていますので、インプラントや歯に負担がかかってしまっています.
まずは、歯周病の治療を行い、歯茎を引き締めていきます.
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分
0120-25-1839
03−3251−3921
歯周病治療の問題点に関してそれぞれのトピックスに分けて紹介いたします。リンクをクリックしてご覧ください。
歯周病治療はまず、歯ブラシの使い方を正しく使用できるようになっていただく所から始めます.歯茎が腫れていると歯石を取るのに大量に出血してしまい歯石が上手く取れません。まずは歯ブラシをしっかりできるようになる事が、今後の歯周病治療の成果に影響します.
歯を支える顎の骨が吸収してしまっている方の場合は、写真のように炎症が引くと、歯茎が下がり、歯と歯の間に隙間ができてきます.顎の骨の吸収が重度な場合はさらに下がってしまう事もあります.
歯の根っこと根っこの間の距離が無い場合、歯周病の進行が進みやすく、進行すると再生治療などの外科処置が困難となります.
そのため、歯並びが重なっている場合は、矯正治療を行い歯と歯の間の距離ができてから歯周外科治療を行う場合もあります.
歯周病は通常はお痛みが出にくい病気です。自覚症状が無い分重度に進行するまで放置される傾向があります。
歯茎の中の方がうずく場合,また、歯石を取った後に歯茎の中が痛む場合は特に重度の歯周病の場合に多く起きます。歯茎の中の方から痛みが続くケースでは、歯茎の中の歯石をしっかりと取り除き、炎症を抑えるとお痛みは解消するケースがほとんどです。
歯周病の痛みのページ
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歯並びが悪い部分の歯茎は、時に下がってしまうことがあります。
特に、出っ歯や八重歯のように、歯が顎の骨より前方に突出している場合、歯を支える骨が薄いため、歯茎が下がりやすくなります。
ただし、歯茎が下がっている場合でも歯周病が進行していないケースが多く、そのような場合は歯茎の再生治療で回復させることが可能です。
お写真では、前歯の二本が飛び出した歯並びをしています。そして、他の歯に比べて前歯二本だけが大きく歯茎が下がってしまっています。
こういった歯並びの歯の部分は、歯を支える顎の骨が薄い場合が多く、歯茎が下がりやすい場所の一つです。
こういった部分は、普段から歯茎が下がらないように、歯ブラシを丁寧にするなど気をつける必要があります。
ただ、特に炎症があるわけではないので、歯茎の再生治療を行なって歯茎を回復させることが可能です。
治療後のお写真です。歯茎が回復しているのと、厚みも増しています。
まだ、治療後2週目ですので、回復中の歯茎の赤みが強いですが、しばらくすると赤みは落ち着いてきます。
歯茎の再生治療に関しましては、下記のリンクページをクリックしてご覧ください。
あなたが歯周病にかかって、歯の見た目が悪いのを気にされている場合の審美歯科治療
歯周病にかかってしまった方は、体験されていると思いますが、歯周病が進行した前歯は治療後も見た目がわるくなってしまいます。
歯の間に隙間ができ、歯並びがわるくなってしまっているのではないでしょうか。
歯周病治療の目標として、単に歯周病菌を除去するだけでなく、歯周病で吸収した骨を再生させ、また、歯が揺れないように固定することで、歯周病の将来的な予防をすることができるようになります。
歯周病が進行して歯が揺れてしまっている方の審美歯科は前歯を綺麗にしながら、連結して固定する方法をとります。オールセラミックの連結固定という方法で見た目も合わせて改善します。
歯周病が進行して、歯の間に隙間ができまた、歯が揺れてしまっています。
歯と歯の間の骨がなくなり始めています。
骨の再生治療を行い6ヶ月の経過を見ている状態。
最近、別の歯科医院でメンテナンスをしているけど歯周病が進行してしまっていると言う方のご来院が増えています.これは、歯科医院の構造的な問題によるものだと考えております.
多くの歯科医院に取って歯周病治療は治すものではなく、経過を見るものになっています。衛生士さんが少し時間を取って超音波器具で歯石を取るくらいならまだよい方で、衛生士さんがいない病院も多く存在します。歯周病が悪くなったら歯を抜いてインプラントや入れ歯にしましょうという病院が非常に多いのが現状だと思います。
歯周病治療は歯茎の中の歯石を完全に取り除き、患者さんの歯ブラシが適正で再度歯茎の中に歯石がつかない状態にしないと治りません。
多くの歯科医院では、歯茎の中深くについてしまった歯石を歯科衛生士さんががんばって取るだけで、実際に目で歯石の取り残しを確認していません。歯茎の中の歯石をしっかりと見ながら取るには歯茎を切って開いて拡大鏡で見ながら取る必要があります。
深い歯周病の歯茎の中の歯石は歯茎を切らずに行うと半分以上の歯石を取り残すことが報告されています。実際目で見ないで歯石を取ることはかなり難度の高く正確性の低い治療となります。
また、神田ふくしま歯科では歯周病菌を詳しく検査するために細菌検査を行っております.細菌検査でしっかりと歯周病菌の量、種類を確認する事で歯周病のリスクをしっかりと確認する事が可能になります.歯周病の方は細菌検査は定期的に行う事をお勧めしております.
歯周病治療の総合的なページは下記のリンクページとなります.歯周病治療をお考えの方はクリックしてご覧ください.
歯周病のページ
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最近、「定期的に他院でメンテナンスを受けているのに歯周病が進行している」とお悩みの患者様が増えています。この原因は、多くの歯科医院の治療方針や設備の問題によるものだと考えています。
多くの歯科医院では、歯周病治療は「治す」よりも「経過観察する」ことが中心になっています。歯科衛生士が短時間で超音波器具を使って歯石を取り除くだけの場合や、そもそも歯科衛生士が在籍していない医院も少なくありません。また、「歯周病が進行したら抜歯してインプラントや入れ歯にしましょう」と提案する医院も非常に多く見受けられます。
歯周病をしっかりと治すには、歯茎の中の歯石を完全に取り除き、患者様が正しいブラッシングを継続し、再び歯石が溜まらない状態を維持する必要があります。
しかし、多くの歯科医院では歯茎の奥深くにある歯石を歯科衛生士が盲目的に取り除いており、実際に目視で取り残しを確認していません。歯茎内部の歯石を完全に除去するためには、歯茎を切開して拡大鏡で直接確認しながら処置する必要があります。
深い歯周病のケースでは、切開を行わずに歯石除去をすると、半分以上の歯石が取り残されることが報告されています。目で確認せずに歯石を取り除く治療は、非常に難易度が高く、正確性にも欠けます。
神田ふくしま歯科では、より効果的な歯周病治療のために細菌検査を行っています。細菌検査により歯周病菌の種類や量を正確に把握し、患者様ごとのリスクを明確にすることができます。歯周病でお悩みの方は、定期的な細菌検査をおすすめしております。
歯周病の進行でお悩みの方は、ぜひ神田ふくしま歯科の無料カウンセリングをご利用ください。経験豊富なドクターが丁寧に診察し、最適な治療プランをご提案いたします。
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矯正治療後に歯茎が下がってしまうことが有ります。
歯と歯の間の骨がある場合は歯ぐきの再生治療によって歯茎を回復させることが可能です。
今回は、下の前歯の歯茎が下がってしまったケースのご紹介です。
治療前、お写真のように、下の前歯の歯茎が下がってしまっています。歯が長く見えることと、露出した歯の根っこにレジンという詰め物がされています。
八重歯が年々長くなってきたと感じることはありませんか?
八重歯の部分の歯茎が下がってしまうことがあります。これは、通常八重歯の部分は顎の骨が薄く、また、歯茎が薄い事が多いため、他の歯よりも歯茎が下がりやすくなってしまっているためです。
今回は、八重歯の歯茎が下がってしまった場合に歯茎を回復させる歯茎の再生治療のご紹介です。
〜治療の解説〜
治療前は、前歯を含めて全体的に歯茎が下がり始めています。
歯茎の厚みが薄いことと、歯並びが悪く顎の骨の外に歯が並んでしまっているのが原因と考えられます。歯の飛び出している八重歯などは特に歯茎が下がりやすい部分となります。
お写真では、八重歯の歯茎を含めて前歯9本の歯の根っこが露出してしまった部分の歯茎を再生させています。
こういった歯と歯の重なってしまっているケースでは、歯と歯の間の骨が吸収しやすくなっており、歯周病が進行しやすい状態となります。矯正治療を行う際も歯と歯の間に隙間ができやすいため注意が必要です。
歯茎の再生の詳しいページを知りたい方は下記のリンクをクリックしてください。
下の前歯の裏の歯茎が下がってきてしまった場合、歯茎の完全な再生が難しく、歯茎の再生治療で多少の歯茎の回復と、歯茎の厚みを厚くすることで将来的な歯茎の退縮を予防します。
前歯の裏側のお写真です。
歯と歯茎の境目辺りが薄くなっているのがお分かりになるでしょうか?
こういった部分の歯茎が下がってしまっているところに歯茎の移植を伴う歯茎の再生治療をすることは有効な方法です。
~歯茎の再生治療の注意~
お写真を見ていただいてわかるように回復した歯茎が剥がれてしまっているということはありません。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。
お写真では、下の前歯6本の歯茎の再生治療を行っております。
歯茎の再生治療は保険外診療となります。歯茎の再生治療6本で15万4千円(税込)かかります。
歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
リスク
外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。
今注目の歯科治療、歯茎の再生治療のご紹介です。
歯並びが悪い場合、例えば下の前歯が1本飛び出してしまっている場合など、歯と歯の間の歯茎が下がってしまうことがあります。
こういった場合は、歯並びを治すために部分矯正治療などを歯茎の再生治療と合わせて行います。
歯並びが悪く、歯茎の位置が下がりやすい状態となってしまうことがあります。お写真では、前歯1本が上に飛び出しています。飛び出した歯の歯茎が周囲の歯の歯茎より退縮してしまっています。こういったケースでは、歯の位置を矯正治療などで整えてから歯茎の再生治療を行うことなどが必要になる場合もあります。
【下の前歯の裏側の歯茎が下がった場合の対処法】
下の前歯の裏側の歯茎が下がってしまうケースがあります。この部位の歯茎が下がると、歯茎の再生治療は難易度が高いのですが、それでもある程度の回復を期待できる場合があります。
また、矯正治療の後に歯が揺れてしまう場合がありますが、そのような場合には、まず歯を安定させて固定した後に歯茎の再生治療を行うことで、より良い治療結果が得られます。
糖尿病だと歯茎が腫れやすくなってしまうと言う事を聞いた事がありますか?
糖尿病は歯科治療の結果を悪くしてしまいます。歯茎の再生治療、歯周病治療、インプラント治療,矯正治療、など歯茎の炎症があると治療の結果を長持ちさせる事が難しくなってしまいます。
そのため,糖尿病の方は歯科治療と平行して糖尿病の治療を行う必要があります。糖尿病の方でも炎症が起こっていないのであれば問題が無いので、適切な清掃状態を保ちながら治療を進める事で、歯科治療の結果を良くする事は可能になります。
また、糖尿病の方は歯周病が重度に進行してしまう場合が多く、治療期間がかかってしまう場合や、治療の効果が出にくい場合もあります。そのため、糖尿病の方には短期間に歯周病菌を減少させる歯周内科治療をお勧めしております。
歯周内科治療はお薬で歯周病の原因菌やカビを取り除く方法です。従来の歯周病治療のようにお時間がかからないのが利点になります。歯周病治療の補助療法です。(これだけでは治りません。)
歯周内科治療によって、歯周病の原因菌やカビを短期間に除去することができますので、歯茎の腫れば引き締まり、また、歯周病の問題のある部分の歯石を歯周内科後に取る際も、体の内部に細菌が侵入して感染を起こすリスクも低くなりますし、腫れにくくなります。
歯周内科に関しては下記のリンクページに詳しい内容を記載させてただいておりますのでクリックしてご覧ください。
歯周内科のページ
糖尿病と歯科治療の関係—傷が治りにくくなる理由と注意点
糖尿病になると、免疫力が低下して炎症が起こりやすくなり、血流の悪化によって傷の治りも遅くなります。
1.なぜ糖尿病になると傷が治りにくくなるのか?
① 身体の細胞はエネルギー源としてブドウ糖を必要としています。
② ブドウ糖を血液中から細胞に届けるのが、すい臓から分泌される「インスリン」というホルモンの役割です。
③ 糖尿病の方は、インスリンが不足したり十分に機能しなくなります。
④ そのため血液中にはブドウ糖が多量にあるにもかかわらず、細胞に栄養が届かず、細胞が栄養不足になり機能が低下します。これが傷の治りを遅くする要因です。
⑤ 栄養不足を補おうと、身体は筋肉などのタンパク質を分解してブドウ糖に変換し血液中に放出しますが、インスリン不足のため細胞に届かず、血糖値だけが上昇していきます。この状態を「充満の中の飢餓」と呼びます。
⑥ 結果として、細胞はさらに弱り、タンパク質がどんどん失われることで傷の回復が遅くなります。
2.外科処置後の注意点
このため、抜歯や歯ぐきの手術などの外科処置を受ける際には、健康な方よりも特別な配慮が必要です。術後の傷が治りにくく感染症のリスクも高まるため、歯科医院での通院回数を増やし、丁寧な経過観察と消毒などの処置を行うことが大切です。
3.糖尿病と歯周病の関連性
糖尿病の患者さんは歯周病に感染しやすく、また炎症が進行しやすく治りにくい傾向があります。これは免疫力が低下して細菌感染を防ぎにくくなるためです。
歯周病は細菌感染症であり、さらに糖尿病では血糖値が高いため、糖化ヘモグロビン(HbA1c)が増加して血液が粘稠性を増し、血流が悪くなることで酸素が不足し、炎症の回復がさらに遅くなります。
4.歯周病が糖尿病を悪化させる可能性
近年の研究では、歯周病が糖尿病に悪影響を与える可能性が指摘され、歯周病の治療が糖尿病の改善にも役立つことが明らかになっています。
歯周病菌が死滅すると、「内毒素」という毒素が血液中に入り、血糖値を悪化させることがあります。この毒素は内臓脂肪や肝臓を刺激してTNF-α(腫瘍壊死因子)という物質を増やし、インスリンの働きを阻害するため、細胞がブドウ糖を取り込みにくくなります。その結果、血糖値がさらに上昇します。
実際に、歯周病の治療をした糖尿病患者さんでは「血糖値が改善した」という研究報告もあります。また、歯周病菌の影響は糖尿病だけでなく、心筋梗塞、動脈硬化、肺炎、低体重児出産など多くの疾患とも関連性が指摘されています。
5.歯周病予防のために
① 毎日の丁寧なブラッシング ② 半年に一度は歯科医院での定期検診
プロのクリーニングで歯周ポケット内に潜む歯石やプラークを徹底的に除去しましょう。
※ 歯周病菌は空気を嫌うため、歯周ポケットの中は細菌にとって非常に居心地の良い環境です。
糖尿病を抱えている方にとって、歯科治療は少し不安なものかもしれません。糖尿病はインスリンが不足し、細胞が栄養不足に陥るため、傷の治りが遅くなります。そのため、抜歯などの外科処置では治癒が遅れ、感染リスクも高まります。
さらに糖尿病になると免疫力が低下し、歯周病が悪化しやすくなります。歯周病が進行すると歯周病菌の毒素が血糖値のコントロールを妨げ、糖尿病の悪化を引き起こす可能性もあります。
こうした問題を防ぐには、毎日の丁寧なブラッシングと半年ごとの歯科医院での定期検診が重要です。
成人の方の審美歯科治療の多くは歯茎の問題があります。
単純にオールセラミックを作るだけでなく、歯茎が下がってしまっていたり黒くなってしまっているのを直してから審美歯科治療を行う複合的な治療が必要なことがしばしばあります。
歯茎が下がってしまって、歯茎が黒いまま、あるいは歯が長いまま審美歯科治療を行って、見た目が悪いオールセラミックが入ってしまうことや、オールセラミックを入れたものの歯茎が下がってしまうといった見た目の問題を起こさないためにも歯茎の問題を解消しておくことが重要になります。
歯と歯の間の骨が歯周病などで吸収してしまっている場合は、歯と歯の間の部分の歯茎に関しましては、回復が期待できません。
表側の歯茎のみの回復となります。歯茎の再生治療が限定的になりますので、間の隙間がきになる方は、ダイレクトボンド法によって隙間を埋めています。
【歯と歯の間の歯茎が下がった場合の治療について】
歯周病などが原因で、歯を支える骨が吸収されてしまった場合、歯と歯の間の歯茎を完全に再生させるのは難しくなります。
このようなケースでは、歯の表側の歯茎のみ再生治療が可能です。つまり、歯と歯の間の隙間については歯茎の再生治療だけで回復が難しくなります。
そのため、歯と歯の間の隙間が気になる場合には、ダイレクトボンド法(歯科用の特殊な樹脂を使用)で隙間を埋める治療を行っています。
神田ふくしま歯科では、経験豊富なドクターが患者様一人ひとりの状態に応じた最適な治療方法をご提案しています。歯茎の再生治療やダイレクトボンド法に関してご興味のある方は、ぜひ一度お気軽に無料カウンセリングへお越しください。
ブリッジをしている歯の歯茎が下がってしまうことがあります。
見た目も悪いですし、歯周病が進行しやすい状態になります。歯茎の再生治療をブリッジ治療と合わせて行うことで、お掃除もしやすい形になります。もちろん見た目が長くなってしまった歯を小さくできますので審美的にも改善します。
今回は、ブリッジの歯茎が下がってしまった場合の治療ケースをご紹介いたします。
お写真は、ブリッジの差し歯の歯茎が下がってしまったケースです。
歯のない部分の歯茎は窪んでしまっています。また、支えている土台の歯の歯茎が下がってしまって、歯の根っこが露出してしまっています。
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歯茎が下がってしまった場合、プラスティックのレジンという詰め物を下がった根っこに接着することがあります。
レジンを詰めることで、知覚過敏を予防したり、歯が削れてしまった部分が磨きやすいようにします。
歯茎の再生治療を行う際にはレジンを除去してから、歯茎の再生治療を行います。レジンで埋めていた部分を歯茎に置き換えます。
~歯茎の再生治療の注意~
お写真を見ていただいてわかるように回復した歯茎が剥がれてしまっているということはありません。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。
歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。
歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
リスク
外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。
歯茎の腫れを気にしてご来院していただく患者様がいらっしゃいます。
歯石を取れば直ぐ治ることはなく、まずは歯ブラシを最低でも1日1回は15分程かけてじっくりと磨く必要があります。もちろん1回でよいという訳ではありません。
しっかり磨けるようになると歯茎が引き締まります。
歯茎が引き締まった状態で歯石をお取りします。そうすると、歯石を何度も取る必要がなくなります。歯石を何度も取るとしみるようになってしまいますので、まずは歯ブラシを上手にできるようになって頂いて、歯石がつきにくくなってから歯石をお取りします。
また、歯ブラシが上手く出来ない方などは抗菌治療を併用する場合があります.歯周病の細菌検査を行って歯周病菌が減らない場合で歯周病が進行してしまっている方はお薬で歯周病原因菌を減らす事をお勧めする場合もあります.
歯周病に関して全体的な説明を知りたい場合は、下記のリンクをクリックしてご確認ください。
歯周病のページ
ただし、進行してしまった歯周病の歯石は歯周外科と言って、歯茎を開いて見える状態にして歯石をとらないと歯石を取り残してしまい、お痛みや歯周病が進行する原因になってしまいます。
歯周病治療をお考えの方は、ただいま無料カウンセリングを行っておりますのでご利用ください.無料カウンセリングにて治療方法のご説明、お見積もりのお渡しをいたします.
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【歯茎の腫れが気になる方へ—効果的なケア方法をご紹介します】
「最近歯茎が腫れてきた…」とお悩みでご来院される患者様が多数いらっしゃいます。
しかし、歯石を取っただけで簡単に治るわけではありません。実は、最も重要なのは日頃の丁寧なブラッシングです。毎日の歯磨きの際、1日1回は15分程度時間をかけてじっくりと磨くことを習慣づけましょう。もちろん、1回だけでは不十分で、毎回の歯磨きで丁寧に磨くことが大切です。
丁寧なブラッシングを継続すると、徐々に歯茎が引き締まり健康な状態に近づいてきます。
歯茎が引き締まってから歯石を取り除くことで、歯石が再び付着するのを抑えられます。頻繁に歯石取りを繰り返すと歯が敏感になり、しみる症状が出ることもあります。まずはしっかりしたブラッシング習慣を身につけて、歯石が付きにくい口内環境を作ってから歯石除去を行うことが理想的です。
ブラッシングが苦手な方や、歯周病菌がなかなか減少せず歯周病が進行している方には、抗菌治療を併用することもあります。薬を用いた抗菌療法によって、歯周病の原因となる細菌を効果的に減少させることが可能です。
歯茎の腫れや歯周病でお悩みの方は、ぜひ神田ふくしま歯科までお気軽にご相談ください。経験豊富なドクターが無料カウンセリングを行い、あなたに最適な治療法をご提案いたします。
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歯を抜くことになってしまって、ブリッジにするケースでの歯茎の再生治療は、歯茎の位置を回復し、歯茎の厚みも増すことが可能です。
特に前歯の見た目がきになる部分のブリッジ治療の際には歯茎の再生治療を審美歯科治療と合わせて行わないと長い歯になってしまったり、厚い歯になってしまうことがあります。
今回は、ブリッジ治療と合わせて歯茎の再生治療を行ったケースをご紹介いたします。
前歯が折れて歯を抜かなくてはいけない状態になってしまっています。歯茎が下がってしまっている上、歯茎の形も不揃いで黒ずみわるくなってしまっています。
虫歯も深く、前歯4本のオールセラミックブリッジと歯茎の再生治療を合わせて行う計画を立てて治療を行いました。
歯茎の再生治療と合わせてオールセラミックのブリッジ治療を行いました。
歯茎のラインはだいぶ綺麗になりました。
歯と歯の間の骨の吸収してしまっていた部分は、完全な歯茎の回復はできませんでしたが、見た目は満足していただけました。
骨が吸収してしまったケースは費用がかかりますが、骨の再生治療を合わせて行うとより歯茎の回復が期待できます。
~歯茎の再生治療と審美歯科治療の注意~
歯茎の再生治療や審美歯科治療は保険外診療となります。歯茎の再生治療1~3本で7万円(税別)です。また、審美歯科治療は保険外診療となります。オールセラミック で歯並びを治す場合、オールセラミック の種類によって当院では1本6万6千円(税込)~16万5千円(税込)のセラミックを選んでいただいております。
このお写真のケースでは、歯茎の再生治療2本で7万7千円(税込)、オールセラミック ブリッジ1本11万円(税込)4本で44万円(税込)かかりました。
歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
歯茎の再生治療のリスク
外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。
審美歯科のリスク
審美歯科で歯並びを治す場合のリスクとしては、歯の神経を取らないとしみてしまったり、お痛みが出てしまう場合があります。